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2012年6月18日月曜日

SACDプレーヤー DSDデータ伝送6

昨日まででSCD-XE600単独での再生が確認できましたが、いくつか微調整を行いました。


 ・モード設定レジスタの初期値をデザイン毎に個別指定

   SACDP DSD ADAT転送ボード、MatrixSW、モバイルDDC、各々のモードでの通常設定値は異なるので、通常設定値が初期値にできるように変更。
   今回は、SystemVerilogのInterfaceで初期値を外部モジュール(使用形態毎の別ファイル)で設定するようにしてみました。


 ・SDカードプレイヤー用設定/ステータスレジスタ別モジュール化

    SACDP DSD ADAT転送ボードには、必要ない機能であり、またレジスタモジュールが結構大きくなってきたので、分離しました。


 ・クロック自動切替え機能

    MatrixSWから 11.289600MHz クロックを供給して動作しますが、MatrixSWからのクロック供給が無いとき、SCD-XE600が動作できなくなるだけでなく、その後クロック供給が復旧しても正常に動作しないようです。
   MatrixSWからのクロック供給が無い場合、SACDP DSD ADAT転送ボード内のCXOを元に11.289600MHz をSCD-XE600基板に供給できるようにしないと、立ち上げ手順が必要になるなどいろいろ使い勝手が悪くなります。

  今回はCycloneIVのPLLのクロック スイッチオーバー機能を使いました。2つのクロックソースを切り替えられる機能です。この機能は、自動とマニュアルがありますが、どちらも選択中のクロックソースが正常ならば、選択中のクロックを選択し続け、MatrixSWからのクロックが断状態から復旧してもスイッチオーバは発生しません。
  clkbad0およびclkbad1という各入力クロックの状態を示す信号と、Activeclockという選択中のリファレンスクロックを示す信号により、ボード内のCXO選択中にclkbad0が"0"(正常)になったら、clkswitchというクロックマニュアル切り替え信号をアサートするロジックを追加しました。

 これにより、MatrixSWからのクロック供給が無いときは、ボード内のCXO、MatrixSWからのクロック供給があるときはMatrixSWからのクロックを選択して、PLLが同動作し、11.289600MHz、 22.579200MHz  、 90.3168MHzを生成します。

 実際にMatrixSWからのクロック供給が無い状態で、SCD-XE600の電源スイッチをOFF⇒ONさせても正常に起動し、その後にMatrixSWからのクロック供給を行うとリファレンスがMatrixSWからのクロックに切り替わるようになりました。



クロックスイッチオーバー回路


下図が現状の構成です。未だL/Rチャネルだけで5.1ch転送はサポートできていません。

SACDP DSD ADAT転送ブロック図


 このあと、MatrixSWと接続し、MatrixSWに接続したBuffaloIIでの再生もできることまで確認しました。

 もうひとつ、DE0-nanoのUSBコネクタを引き出せるようにしたいので、 SCD-XE600 の右側面カバーに丸い穴を開けました、位置をかなり雑に決めたため結構ずれてしまい、シャーシパンチで穴を広げてなんとか挿せるように..orz


DE0-nano USBコネクタ用ホール

 とりあえず一段落、そのうち5.1ch転送も作り込みます。

2012年6月16日土曜日

SACDプレーヤー DSDデータ伝送5

 SCD-XE600のクロックソースをSCD-XE600のCXOからFPGA側からの供給する変更を行いました。


 まずは、FPGAのコードを変更。
 以前SACDプレイヤーSCD-XE600のCXO動作のままDSDデータを抽出していたため、SDRAMへ一旦バッファして、 Matrix SW側のクロックで読みだすモードで動作させていたため、Matrix SW側のクロックで動作するESモードと呼んでいるモードにソースコードを変更し、さらに5.1チャネル分の受信回路に変更しました。最初はPCMの受信回路(ADAT/AES/I2S)と同様にStereo2ch単位の受信回路を考えていましたが、6chを1つもモジュールで処理することにしました。


 ここまでできたところで、一旦SCD-XE600のCXOで動作を確認。
 構成としてFPGAの50MHzCXOから11.289600MHz、  22.579200Mz 、90.3168MHzの近似値を生成し、BuffaloIIを接続してちゃんと音が出ることを確認しました。


 ここでいよいよSCD-XE600の11.289600MHzCXOからFPGA供給クロックに切り替える変更を実施。
 先ずは、下の写真の用にCXOからLV04Aへのラインをカット。
 



CXO=>LV04Aのライン パターンカット


続いて、LV04Aへクロック供給用のジャンパーをハンダ付け。
 また、SL,SR,C,SWのマルチチャネル(L.Rは既にジャンパー接続済み)もジャンパーで取り出し。




FPGA=>LV04A 11MHzクロック供給およびDSD data SL,LR,C,SW抽出ジャンパー

火入れして、ちょこちょこと設定を合わせ込むと意外とすんなりときれいに再生することが出来ました。

BuffaloIIを仮接続して11MHzクロック供給ジャンパー後の再生動作確認

まだ、色々微調整、追加変更が必要です。電源投入後、クロックの供給が従来より遅れるため、少し心配でしたがとりあえず動作するようです。

2012年6月3日日曜日

SACDプレーヤー DSDデータ伝送4

 SACDプレイヤーSCD-XE600へDSD ADAT転送ボードの取り付けを行いました。
 まずは、 TOSLink のコネクタ穴の確保ですが、SACDPのメイン基板の上にDSD ADAT転送ボードを取り付けるよいに位置決めをして、穴を開けました。 TOSLink の四角い穴を開けるのはとても無理そうなので丸穴で済ましています。


 TOSLink用の穴 4つ


 穴あけ用に、コードレスドライバドリル FDS 12DVCと、ステップドリル等を購入しました。

購入したステップドリルの最大径12mmでは、少し足りず、リーマーでもう少し広げています。

コードレスドライバドリル FDS 12DVC、ステップドリル、ドリル刃セット


TOSLinkコネクタを取り付け

 DSD ADAT転送ボードは、TOSLinkボードとDE0-nanoで構成されていますが、TOSLinkの固定ネジ穴で筐体に固定しています。
 配線が長くならないよう、SACDPのメインボードの上にしました。クリアランスはギリギリ状態です。
 まだClockの改造はしておらず、DSDデータも2ch分のみの配線状態。まずはこの状態で動作が確認出来てからClockの改造に進む予定。


 DSD ADAT転送ボード



 DSD ADAT転送ボード

2012年6月2日土曜日

SACDプレーヤー DSDデータ伝送3

 SACDプレイヤーSCD-XE600からDSD信号を抜き出す改造について検討してみました。
 データの抽出ポイントについては、エレアトさんの記事を参考にしつつ、エレアトさんの取り出し方とは変えて、3つあるDSD DACチップDSD1751のDSD信号入力ピンにジャンパーして取り出そうと思います。


5.1chすべてを取り出すつもりですが、LchとRch以外のチャネルアサインが現状不明です。下の写真の赤がRch、紫がLch、橙、青、緑、薄橙はSR,SL,C,SWのどれかで、これは実際作ってスペアナ波形などから推測するつもりです。
 取り出しポイントとしては、ダンピング抵抗の出力側かラインの受信端がベターなはずで、ダンピング抵抗はモジュールチップ抵抗でジャンパー困難なので、受信端側を選択してみました。
 BCKについては、使用しませんが、一応モニタできるようにFPGAへ引き込む予定。

DSD信号ラインのルート


11.2896Mbit/sクロックについては、11.2896Mbit/sのクリスタルの代わりにFPGAから供給させる必要があります。
 調べてみると、クリスタルの出力は、下図のように横にあるLV04A(6素子入りインバータロジックIC)に接続され、DACチップとCXD2754Qともう一箇所にダンピング抵抗を介して接続されています。
 クリスタルを外すのは、失敗する可能性もあるので、ここは黄色のラインのパターンをカットして、代わりにFPGAから11.2896Mbit/sクロックをLV04Aの9pinにジャンパーしようと思います。

11.2896Mbit/sクロックの分配構成

2012年5月28日月曜日

SACDプレーヤー DSDデータ伝送2

TOSLinkボードを組み立てたので、SACDプレイヤーからのDSD転送について作成を進めています。
 いきなりSACDPからのデータ抽出だと、うまく動作していないと解析困難になるため、とりあえずADATによるSACDPからMatrixSWへのデータ転送がうまくできるかを確認しました。

 確認手段として、SACDプレイヤーからのDSD信号の代わりにPCからDoPでDSDデータを出力し、それをSACDP用DDC FPGAからMatrixSW FPGAへ転送してみました。

 MatrixSW側から11.2896MHzクロックをTOSLinkで転送し、SACDP DDC FPGAのPLLで22.5792MHz、90.3168MHzを生成して動作させます。


SACDプレイヤー⇒MatrixSW ADAT転送の確認

最初1台のPCでSACDP DDC FPGAとMatrixSW FPGAのコンフィグ、SignalTapII、SystemConsoleを制御していましたが、SystemConsoleの制御がどうもうまくいかないようで、MatrixSW FPGAを制御しているつもりがSACDP DDC FPGAを制御していたりしているようなので、ノートPCにQuartusII 11.1sp2をインストールしてPCとFPGAが1対1になるようにしてようやくうまく出来るようになりました。

 次は、SACDプレイヤーにSACDP DDC FPGAを取り付けて実際に確認してみます。

2012年5月27日日曜日

TOSLinkボード2

TOSLinkボードが届きました。


 TOSLinkボード 生板

下のはSACDPへ搭載用で、Tx 2個、Rx 2個実装してあります。DE0nanoのGPIO1コネクタに刺してスタック。SACDPのシャーシ背面にTOSLinkのネジ穴を利用して固定する予定。

MatixSW用は、Tx 3個、Rx 3個を3枚用意する予定です。

 TOS Link基板 SACDP用の実装(Tx2個、Rx2個)

 TOS Link基板 SACDP用の実装(Tx2個、Rx2個)

2012年5月25日金曜日

DoPをADATで トランスミッタもDoPに対応に

ADATトランスミッターもDoP転送に対応させました。
 これでSACDプレイヤーからMatrixDACへのDSD転送をとりあえずステレオ2ch分については確保できるようになります。



     ADAT DoP対応トランスミッタ確認系

 確認はまず、Foobar2000でDoPフォーマットに変換したDSDファイルを再生し、図の青線ルートでPC⇒MatrixSW⇒PC さらに折り返して水色のルートでPC⇒MatrixSW⇒BuffaloIIに流しこみ再生できるかを試し、何件かのバグを修正して正しく再生できることを確認しました。


 DIGICheck Global Record (DoP録音中)

 続いてPCへリターンを録音して、それを再生できるかを試してみました。
 録音には、DAW系だと一旦浮動小数点に変換して処理されビットパーフェクトでは無くなる可能性があるので、RMEのオーディオIF附属のソフト、DIGICheckのGlobal Recordを使ってみました。

 録音は、PCMデータとし扱われるため、当然DoP化されたDSDがPCMデータとして録音されます。
 再生してみると、ちゃんと再生できました。



  DIGICheckユーザガイド

RMEのオーディオインタフェースにDIGICheckのマニュアルは付いて来ませんが、DIGICheckの日本語マニュアルが、送料は除き無料で取り寄せることができます。

2012年5月20日日曜日

SACDプレーヤー DSDデータ伝送

DoPの実装に並行して、SACDP(SCD-XE600)からのDSDデータをMatrixSWへ収容し、DSD環境を整備してしまおうと計画しています。以前から計画していましたがようやく着手を考え出します。

SACDプレイヤー側に追加するのは、DE0-nanoとTOSLinkボード

SACDプレイヤーからのデータの抜き出しは、DSD Phase Modulation Mode 受信回路で以前作成して動作確認している回路を使用。


プレイヤーからMatrixSWへの伝送は、以前、SACDPからの5.1ch DSDデータの転送方法で検討していた方法を基本にしようと考えていますが、先ずは、2chをDoPモードのADAT 1本で、その後、ADAT 2本で5.1chの伝送を出来るようにしたいと思います。
 ADATの倍速化はとりあえず見送り、通常のADAT転送レート(11.2896Mbit/s)2本で、3ch/1本で転送し、倍速化は2本での5.1ch伝送が確立できてから考えたいと思います。


 クロックは、MatrixSW側からTOSLinkで11.2896Mbit/sを送り込みます。SCD-XE600の11.2896Mbit/sのCXOを外し、そこへ接続して同期をとります。このCXOの取り外しを一番懸念しています。失敗するとSCD-XE600が動かなくなるので...
 クロックマスタは、なるべくDACに近づけたいのでSACDプレイヤー側ではなく、MatrixSW側に置きます。


      SACDP DSDデータ伝送構成

 来週末にはTOSLinkボードが到着しそうなので、それから具体的に着手予定です。

2011年10月30日日曜日

SACDがHDMI経由で直接再生可能なDAC

 SACDが直接再生可能なDACが2つ試作段階ではありますが、開発が進んでいるようです。

ひとつは、M3-2011秋というイベントに出展されていた、アイ・クオリアさんで開発中の多機能デジタル/アナログコンバーター。軍鶏乃記録さんの記事に詳しく載っています。

もう一つは、秋のヘッドフォン祭り2011に出展されていたラトックシステムさんのDAC

いずれの装置もSACDPからHDMI経由でDSD raw信号を引き出せ、DSD対応のDACチップ(アイ・クオリア:ES9018、ラトック:Wolfson 8741)でPCM変換なしに再生できるようです。
 アイ・クオリアさんのシステムは、多機能デジタル/アナログコンバーターという名のとおり、DAだけでなく、ADも可能、USB経由でPCとも接続可能とかなり多機能です。


 残念ながら風邪でせきがひどいのでどちらにも行っていません。かれこれ2ヶ月以上治らずorz
 今までAVアンプぐらいしかなかったHDMI接続のDSD再生対応機が、いよいよ出てきそうでいろいろと期待できそうです。

2011年10月16日日曜日

Octava 4x2 HDMI Matrix switch 7.1 Audioのアナログ出力

以前のSPDIFからのSACDをPCM変換出力不可能であった記事に対して、マルチチャネル再生の問い合わせがあったのでOctava 4x2 HDMI Matrix switch 7.1 Audioで5.1ch(7.1ch)のアナログ再生もダメなのかどうか試して見ました。

以下の組み合わせをBDP-S370で再生してみました。


                                SACD再生対応AVアンプ_DA5400ES
         ソース                     接続あり    接続なし      
SACD DSD     5.1ch surround 2.8M             ○         
BD   dts HD  5.1ch surround 24bit/192k          ○         






 結果すべてOKです。SACDの認証をOctava 4x2 HDMI Matrix switch 7.1 Audio自身がしてくれるようです。
 
 AVアンプへのHDMIケーブルを抜くと一度再生が止まりますが、しばらくすると再生を開始します。これはAVアンプが接続されているときはBDP-S370DA5400ES間で認証が行われ、DA5400ESとの接続が切れるとBDP-S370Octava 4x2 HDMI Matrix switch 7.1 Audio間で認証が行われているからではないかと推測します。


 もしかすると、SACDは別の手段があるのであまり意味がありませんが、BDのマルチチャネル再生のデジタル信号抜き出しには使えるかもしれません。
   
  
       Octava 4x2 HDMI Matrix switch 7.1 Audio アナログ入出力

2011年8月18日木曜日

SACDPからの5.1ch DSDデータの転送方法

 SACDPから抽出した5.1ch分のDSDデータの転送方法についてですが、TOSリンクによる転送にしようと考えています。
 電気的に完全に分離できることと、下記に示すようにADATを2倍速にすれば5.1chを1本のTOSリンクで転送可能となるからです。
簡単なブロック構成は下図になります。
クロックはMatrix Switchで11.2896MHzを生成して、TOSリンクでSACDPへ転送し、PLLで90.2768MHz、 22.5692MHz, 11.2896MHzを生成します。




SACDPからのDSDデータのADAT2転送構成


 プレーンのADATでは、24bit×44.1kHz×8ch=8.4672Mbit/sの音声データを転送する帯域しかありません。これに受信側においてデータストリームからクロックをリカバリするためのエッジの密度を確保するために4ビットにつき1ビットの"1"固定ビットが割り当てられ、またブロック同期のために10連続の"0"と"1"固定に挟まれた4bitのUser bitが有り、(16bit+(24bit+6bit)×8ch)×44.1kHz×=11.2896Mbit/sが伝送速度になります。

 これに対し、5.1ch(6ch)のDSDのデータ帯域は、32bit×88.2kHz×6ch=16.9344Mbit/sで、丁度ADATの音声データ転送帯域の2倍となります。

 そこで、以前から定義しているADATの2倍速のADAT2が24bit/1chで16chのところを32bit/1chで12chに定義しなおし、DSD 1chにつき2ch使用で6ch全てを1本で転送することにしようかと考えています。



ADAT / ADAT2_24bit / ADAT_32bit Format

2011年1月30日日曜日

DSD再生今後の目標

 まだ動作がおかしく再生開始しない場合や、ノイズがひどい場合があるのですが、一旦再生が始まると、安定動作しているようです。

 下図は現状の構成で、SDRAMに一旦バッファしてクロック差を吸収する方式をとっています。


DSD再生 現行構成



 今後、最終的には下図の構成を目標として考えています。
 
    DSD再生 目標構成
  1.  クロックをプレイヤーへ送り込みプレイヤーをMultiDACに同期させる。
  2.  HDMIケーブルでLVDS差動伝送
  3.  3.3V電源をプレイヤー側へ供給し、Isolatorで電源分離
  4.  5.1chマルチチャネル再生
 5.1chマルチチャネル再生を除き、HDMIコネクタや狭ピッチICが必要なので基板を作成する必要があると考えており、ちょっと時間がかかりそうです。

 5.1chマルチチャネルは、取り出しポイントをピックアップするのが、一つ目の課題。
 2つ目はサラウンド環境の構築。とりあえずDACをくみ上げれば、ありあわせでも何とかなりますが...

DSD再生とりあえずできるようになった

 DSD再生、うまくいかなかった原因は、タイミング信号位置がずれていたことなどが、原因で一応再生可能になりました。
 ES9018は、Rchで何らかの同期を監視し、データの変化点が通常位置と異なると同期外れを起こすようです。DSDとPCMを自動切換えしていますから、自動切換え機能のからみかもしれません。

 最初サーノイズが見られましたが、なくなりました。しかし、まだおかしな動きが見られるため調整が必要です。


 FPGA内をスルーするルートでは、Buffalo IIの同期はずれが起き易かったのですが、その点は改善されました。

 スルーの場合
  •  FPGA受信時DSD DCKが必要
  •  しかも受信したDCKをそのままスルーでBuffalo IIへ転送する(タイミングマージンが悪化したり、ジッタが増長される可能性が高い)
  •  DSD Phase Modulation ModeでBuffalo IIへ転送するのでBuffalo IIのタイミングマージンが厳しい
 これに対し、実装している受信回路は、この点が改善され、
  •  FPGA受信時DSD DCKが不要
  •  受信したDCKではなく、外部CXOから生成したクロックでデータをリタイミングし、そのクロックを分周してBuffalo IIへ送信している。
  •  DSD Normal Mode,でBuffalo IIへ転送するのでBuffalo IIのタイミングマージンがゆるくなる
など、同期はずれ、データ取り込みエラーになる要因が改善されているためだと推測されます。

 このほかに、DE0ボードの電源として、Fujiwaraさんの正出力定電圧電源基板(TYPE-E)で7.5Vを用意しました。(今まではUSB給電)
 デバッグのためUSBケーブルを接続することがまだ欠かせませんが、基本的にUSBケーブルをPCと接続しなくても動作可能となり、電源をPCと分離した構成にようやくしました。


正出力定電圧電源基板(TYPE-E)7.5V(DE0)-5V(BuffaloII#1)-5V(BuffaloII#2)

2011年1月28日金曜日

Netduino到着 DSD再生は難航中

 Netduinoは到着しました。




Netduino


 DSD再生のほうは、あまり進展なし。

  •  PCとUSBケーブルでつながっていると影響を受け易いとの情報でFPGAボード(DE0)のUSBケーブルを外し、ACアダプタで電源供給=>ほとんど効果なし。
  •  DE0のUSBコネクタを触ると良くなることがある。しかも微妙にビリビリする。=>FGがとられていないから?
  •  リセットボタンを押すとかなり効果がある。=>リセットによりFPGAのかなりの論理が動作停止する。FPGAのノイズの影響がかなり影響しているのか?
  • BUffaloIIの同期が取れており正常に再生できているかと思えるときでも、FPGA内部SignalTapII波形で見ると問題発生している。=>音が正しく出ているように見えても、ビットエラーが出ている場合がありえる。
 といったところです。

 capriceは、2月11日頃入荷予定とのこと。

2011年1月27日木曜日

DSD再生難航中

 DSDデータをプレイヤーから再生するための回路を調整中ですが、そもそもBuffalo IIをDSDで再生したことが無いので、とりあえずFPGA内をスルーで通す下図の青線下側のバイパスルートを設け再生してみました。



DSD再生構成(青線上側が想定ルート、青線下側はバイパスルート)

 結果はBuffalo IIの同期が外れまくりで、うまく再生してくれません。
 RchはI2S時LRCKのピンになりますが、Lchを外すと比較的まともになります。Rchを外しLchだけにすると完全に再生が止まります。どうも、Buffalo IIはRch側で同期状態を監視しているようです。

 なんだかクロストークか、ノイズが載っているのか伝送波形に問題が発生しているようです。
とりあえずプレイヤーとMultiDACの間を少し離したら、結構改善しました。しかしまだ同期は外れる場合がある状態です。

 ラインに取り外しやすいようにブレッドボード用のジャンパーを使用しており、しかも長さが足りないので2本つなげて接続しているのも影響していそうです。
 長さを詰めたり、もう少し安定するよう調整して、それから本来のルートの確認に戻ります。

2011年1月22日土曜日

TORX147 176.4k時の受信波形

 仕様上、192kHz受信(SPDIFの場合伝送速度24.576Mbit/s)ができるTORX142はすでに入手困難となり、仕様上最大15Mbit/sが上限のTORX147等しか入手することは、ほぼ不可能な状態となっています。
 送信側のTOTX142はアスカ情報システムに在庫があるのを見つけて取りあえず数個確保してあります。こちらもすでに取り扱いがなくなっています。
 
 誤記だと思われますがMOUSERのTOSLINK RECEIVER Brd mount 25Mbps とあり、もしかして25Mbit/s受けれるのかもと期待をこめつつ、BDP-S370からの176.4k 24bitをBDP-S370=>DN-HDMI4000AS=>MultiDAC(TORX147)で受信してみるとちゃんと受信することができたことは1/18に書いたとおりです。

 波形のほうを一応見てみました。下記がその測定波形で、TORX147のデータピン近くにプローブして測定したものです。(受信端はBGAであたるのはかなり難しく、線長は100mm程度なのでそうくずれては無いと思います。)

 何故かラインが2重になっていますが、まあ問題ない波形と思います。
 これは、TORX147の光受信=>電気変換の問題ではなく、DN-HDMI4000AS側のSPDIF信号生成回路の特性の問題じゃないかとにらんでいます。

 一時期、TORX1701でも使わないと駄目かなと思いましたが、とりあえずTORX147で確認してから決めることにしていましたが、その必要は無くなったと思います。
 TORX1701は比較的高価で、実は光受信仕様の規格が異なり、PECLインタフェースなので変換も必要と、決して良い選択肢ではないため、とりあえず良かったです。
 


TORX147 S/PDIF 176.4k(22.5792Mbit/s)受信波形

2011年1月18日火曜日

SDRAMメモリーバッファーモード2

 BDP-S370=>DN-HDMI4000ASルートで176.4kHz 24bit再生について確認してみました。
 SDRAMバッファモードを使用した下図の構成での再生になります。

 結果うまく再生できているようです。

 まず、どうしようかと困っていたTOSの176k受信についてですが、TORX-147は、仕様上96kHzまでしかサポートできないことになっていますが、176.4kHzで問題なく受信しているようです。
 ということで、SPDIF 192kHzまでの伝送にTORX1701を持ち出す必要はなくなりそうです。


BDP-S370=>DN-HDMI4000AS=>MultiDAC(SDRAMbuffer_mode)=>PC=>MultiDAC=>BuffaloII


 途中、DN-HDMI4000ASからPCのRayDATへ接続しているSPDIFのラインを抜いたのですが(上図の一番上のライン)、その後、ノイズのみで全く再生できなくなり、何が何だかわからなくなりました。

 その後いろいろやっているうちにSPDIFのラインを元のように接続すると何事も無く再生できるようになりました。

 DN-HDMI4000ASにとって出力であるSPDIFが何故影響するのかさっぱりでしたが、受信端側であるRayDAT側ではなく、送信端であるDN-HDMI4000AS側のコネクタを抜いた場合は何の問題も無く再生できることがわかりました。

 要は、SPDIFのケーブルがアンテナになり、TOSにも多大に影響をあたえ、全く同期がとれないほどのノイズを生み出していたようです。
 未使用ケーブルは抜いておくことが肝要のようです。
 
RayDATのSetting画面

 残りの問題点として、RME RayDATが176.4kHzモードにしているのにもかかわらず、44.1kHzモードで立ち上がってしまうことです。

 どうも96kHzのときは問題なかったのですが、176.4kHzにした場合、ADAT受信ポートをClockMasterにしておくと、44.1kHzに、RayDAT自身をMasterにするときちんと176.4kHzになるようです。
 
 原因は上図のInput Status/Pref.Sync Ref のADAT1の表示が44.1Hzになっていますが、ADATのレートを何らかの方法で通知しているようで、それができていないためと推測されます。
 たしか、RayDATの送信をRayDATの受信に接続した場合は、この表示が設定レート通り表示されていました。

 このレート伝達手段を調査あるいは解析して実装してあげないと、毎度RayDAT自身をMasterにする操作が必要になるようですので、早めに解決したいところです。

 

2011年1月6日木曜日

当面の予定(追補)

 年末に当面の予定を立てましたが、正月中に少し見直し青字の項目を追加します。
 これができればとりあえず、目標としていることのかなりの部分ができる事になります。
 下記は、その当面の目標の構成図です。

 
当面の目標構成

 ・SDRAMバッファモードの組み込み
    現在、回路作成、コーディング中 1/9あたりには動かしたい。

 ・TOS 192kで接続
    SCD-XE600は192kでしか出力してくれないので早めになんとかしたいので

 ・DSD受信回路/送信回路
    受信回路自体はできたので、SDRAMバッファモードでBuffaloIIにつなぎこんで鳴らしてみたい。
    エレアトさんのブログを見て"ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調
    作品69 「田園」・「エグモント」序曲作品84 [SACD Hybrid + DVD-ROM]"も発注したので、
    5.6448MHzもできれば。

 ・I2S-LVDS-HDMI入手
    IO基盤の作成はまだまだかかりそうなので、Fidelix I2S-LVDS-HDMIをCaprice-I2Sとの接続用に入手。発注済み。数日で来る予定。
 TOS送信および受信モジュールを各1から各2へ
    192k対応できるように、また他のDACへの接続ができるように、TOSモジュールを各2個へ

 Buffalo II 1台へFidelix Pure Rhythm 96M搭載
   192k対応できるように、また他のDACへの接続ができるように、クロック分配はさておき、
   入手済み1台をPureRhythm化しておく。384k再生は、SDカードから再生する手段待ち。

 USB Dal Audio組み込み
   入手後手付かずのまま放置状態なので、DSD受信可能めどついたら組み込む

 PowerIV組み込み
   組み立て後放置状態なので、デバッグして組み込む


 以下の2点は上記が目処ついたらとします。
 ・mbed I2C制御とPC通信手段   
    BuffaloIIとFPGAの制御の制御ができるように

 ・FPGAのI2C受信回路
    そろそろスイッチだけでは、制御しきれなくなってきたので

  とりあえず。なるべく早めにここまで実現したいと思います。

  MR-1。来ました。が、再生するものがない。ヘッドフォンもあまり良いものがない!...

2010年12月31日金曜日

当面の予定

 目標としては、今年中には完成させるつもりでしたが、実際は大晦日になっても半分も実現できていない状況となっています。当初案より大分変わってしまっているのもありますが、FPGAの論理設計とデバッグ、基盤の部品選定、調達作業には、やはり結構時間がかかりそれが大きいかなと思います。

 今後の当面の予定として、下記を早期に実現させたいと思います。

 ・SDRAMバッファモードの組み込み
    現在、回路作成、コーディング中 1/9あたりには動かしたい。

 ・TOS 192kで接続
    SCD-XE600は192kでしか出力してくれないので早めになんとかしたいので

 ・DSD受信回路/送信回路
    受信回路自体はできたので、SDRAMバッファモードでBuffaloIIにつなぎこんで鳴らしてみたい。
    エレアトさんのブログを見て"ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調
    作品69 「田園」・「エグモント」序曲作品84 [SACD Hybrid + DVD-ROM]"も発注したので、
    5.6448MHzもできれば。

 ・I2S-LVDS-HDMI入手

    IO基盤の作成はまだまだかかりそうなので、Fidelix I2S-LVDS-HDMIをCaprice-I2Sとの接続用に入手

 ・mbed I2C制御とPC通信手段   
    BuffaloIIとFPGAの制御の制御ができるように

 ・FPGAのI2C受信回路
    そろそろスイッチだけでは、制御しきれなくなってきたので



  MR-1
 直接は関係ないですが、Korgの1bitモバイルレコーダーMR-1が結構安売りしているので、ポチってしまいました。

  FLAC
 それからPCMについては、基本waveファイルで保存していましたが、管理が面倒になってきたのでFLACに移行させようかと考え中。(システム構成図を修正)

 それでは、良いお年を...

2010年12月23日木曜日

DSD BCK/DSD_L(R)波形 2

 一昨日にアップした波形、あまりに鈍りすぎでしたが、プローブのInput Capacitanceの影響が大きかったようです。×10にして再測定したのが、下記の波形です。
 やはり結構鈍っていますが、大分ましです。エレアトさんのブログでは、ダンピングに470Ωと以上に大きい値の抵抗値が入っているようで、これを47Ωに替えれば、かなり急峻になるようです。集合チップ抵抗で交換するのはちょっと大変そうなのでできれば手を出したくありませんが....



 BCK(上)とDSD_L(R)(下)(infinite persistence mode)


 
 再生停止時のBCK(上)とDSD_L(R)(下)