なんのことはなく、352.8kHz/384kHz指定時は、192kHzまでしかサポートしていないPCM1798にもそのまま352.8kHz/384kHzで出力しているためでした。
352.8kHz/384kHzは、多分MULINKのみサポートだとは思いますが、DACへもガードもダウンコンバートもせずに出しているようです。
ロジアナを接続してI2Sの波形を観測
96kHz再生時FPGA=>PCM1798 I2S波形
192kHz再生時FPGA=>PCM1798 I2S波形
352.8kHz再生時FPGA=>PCM1798 I2S波形
96kHz再生時に対し、192kHz再生時はLRCLKの周期が1/2、352.8kHz再生時は1/4弱になっています。つまり、PC側で指定したレートでDACまで変換なしにきていることになります。
またMULINKの波形と軽く回路構成も見てみました。I2Sもどきを期待しましたが、どうも似ても似つかない波形でした。そもそも純粋なクロックが無く、何らかの情報が無いと解析不能そうです。
まだドライバが試行版のようで、そのうち改められる可能性がありますが、352.8kHz/384kHzでも出力してくれているので、PCM1798へのI2S出力を取り出し、MULINKのコネクタ、ドライバ周りを改造して抜き出すのがよさそうです。
MULINKコネクタ周辺
74LCX245というドライバ(写真中央やや下)でドライブして出力しています。
双方向ドライバですが、全信号が一緒に変わるので、DDCとして動作する分には多分出力Onlyでしょう。
1つのコネクタ信号当たり、74LCX245 2出力でドライブしています。
コネクタは未調査。多分調べればわかると思いますが、何でしょうかね?
課題はクロックをどうするかです。
Monitor 03 USは、24.000MHzのCXOから必要な周波数の全てを生成しているようです。
H i F i D U I N Oの記事から24.000MHzからFPGAのDCMで必要周波数を生成しているようですし、CXOが24.000MHzしか見当たらないことからも確かでしょう。
24.000MHzのCXOを撤去し、外から同期した24.000MHzを入力がベストそうですが、うまくいくやら...
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