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2013年9月1日日曜日

JRiver 19  PCM=>DSD変換をマルチチャネル化できないか?

 JRiver自体がASIOドライバー(JRiver audio engine as an ASIO driver)となることができるということで、これは他のソフトの再生データもDSD変換ができるということであり、何とかJRiverを活用してSSC-X等でチャンネルデバイダしたPCMをDSD変換することはできないか調べてみました。
 JRiver自体はDSD変換などOutput Encordingを実施しなければ32chでも対応していますが、PCM=>DSD変換自体は2chのみしか対応しません。


 先ず通常のソフトの場合、ASIOドライバは1つしか指定できないため、JRiverのASIOドライバを選択すると、AudioIFや、その他のソフトに接続することができなくなるため、これが制約となって2chに制限されることになります。

 ReaperというDAWソフトにはReaRouteという他のASIO対応ソフトとの音声データの入出力が可能になるASIOドライバをサポートしていて、ASIOドライバとしてJRiverを指定しても、他のソフトとの接続も可能になるということがわかり、試してみました。

 最初x64bit版をインストールしましたが、foober2000、Samplitude、SSC-X、その他いくつか試しましたが、何れもASIOドライバの選択肢にはReaRouteは現れずで、いきなりこれ以上進めないかと思いましたが、x32bit版をインストールするとどのソフトも認識してくれました。どうも接続先のソフトが32bitアプリの場合はReaperも32bit版でなければダメなようです。


チャネルデバイダ+JRiver19によるPCM=>DSD変換によるDSDマルチチャネル構成


 まず上記構成のJRiverのPCM=>DSD変換を行わずPCMのまま出力する構成が組めるかを試してみましたが、これはうまくいきました。
 次にJRiverのDoP方式PCM=>DSD変換に変えて試してみましたが、どうもイマイチ不安定でした。
foober2000から直接JRiverに変更すると問題なさそうなのですが、何故不安定になるのかはまだ分かっていません。

 さて、ここまではできるのですが、ReaRouteも他のソフトとは接続できますがAudioIF等ハードには接続出来ないため、結局2chから増やすことはできません。
 今のところ良い解決策はみつかっていません。



チャネルデバイダ+ハードウェアPCM=>DSD変換によるDSDマルチチャネル構成
 
 今のところ、実現可能そうな構成は、上の図のようにソフトではチャネルデバイダ処理までで、DSD変換は、エレアトさんのPCM2DSD変換基板を複数使うなどハードによるPCM=>DSD変換になってしまいそうです。

チャネルデバイダ+PCM=>DSD変換VSTプラグインによるDSDマルチチャネル構成

 VSTプラグインタイプのPCM=>DSD変換アプリが出てくれば上図のような構成によりDSD出力のマルチチャネル構成がとれるのですが、探した限りでは無いようです。今後出てくることに期待です。


 

2013年8月30日金曜日

JRiver Media Center 19  PCM=>DSD変換サポート

 JRiver Media Center 19でリアルタイムPCM=>DSD変換をサポートしたとのことなので、17からバージョンアップしました。
 チェックしていないうちにHQPlayerやFoober2000でもサポートしていたようですね。

 DoP FormatのDSD64とASIOのDSD128の出力フォーマットが選択出来ます。ASIOのDSD64とDoPのDSD128では出力できないということだと思います。

 
 出力フォーマット選択画面


出力フォーマットの選択肢


 JRiver Media Center 19 のもう一つ注目の機能が、JRiver自体がASIOドライバー(JRiver audio engine as an ASIO driver)となることができるようになったことです。
 他のプレイヤーの再生データをJRiver経由し、その際JRiverの持つエフェクト等の機能をかけてからAudioインタフェースに出力できる機能になります。

 この機能を用いて例えばSSC-XでチャンネルデバイダーしたデータをJRiver Media Center 19でPCM=>DSD変換して出力することが可能かもしれません。

 試したところ、SSC-XからのデータはJRiverへ受け渡せませんでした。Samplitudeとfoober2000の出力はJRiver経由でRME RayDATへ出力することができました。またSSC-XやfooberではChannelとしか表示されずチャネル対応が分かりません。

 しかしJRiver Media Center 19  PCM=>DSD変換のDSD出力は2chしか選択できないため、チャネルデバイダ後DSDに変換するということはこのままでは実現できません。何か良い手があればよいのですが...
 

SSC-X ドライバセットアップ画面

foober2000 ドライバセットアップ画面



Samplitude ドライバセットアップ画面

 

2012年8月31日金曜日

nasne

 販売延期になっていたnasneが届きました。
 IO DATAのGV-MVP/VZを以前購入して使用していましたが、ちょっと使いづらいので結局使うのを止めて、Woooの内蔵録画機能を使っています。しかしHDD容量が小さくこまめに消去しておかないとダメなのがイマイチ。

 使い勝手がよさそうで、外部USB HDD増設も出来るのでnasneを買ってみました。
 torneが付属していますが、PS3はドライブが壊れているのでインストールできません。




nasne


ということでPCでセットアップすることに...
セットアップはアンテナケーブル接続とLANの接続(無線はない)、電源投入するだけで、PCからnasneを認識できて、nasne_homeフォルダにある”index"アイコンをクリックすると設定用のHomePageが立ち上がり、適当にセットアップすると録画可能になりました。試しに録画してみましたが、ここまではたいして迷うこと無くいたって簡単。

nasne PC設定画面

さて録画したものを再生するとなると、DTCP-IP対応ネットワークメディアプレイヤーが必要ということに気がついておらず、再生できるソフトを持っていないことが発覚。
IO DATAのGV-MVP/VZなど優待販売対象製品を持っているとDiXiM Digtal TV plusが優待価格で購入可能だったので、これを購入して再生できるようになりました。

よくわからないのは、録画していした番組のファイルが4つも5つも出てきたり、録画してない番組もリストされている??? このままではとても使いづらくなりそう...

DiXiM Digital TV plus

やはり、PCでの再生の場合Windowsのミキサー経由でしか再生できないようです。PS3から光で出力するほうがよさそう。



2012年6月9日土曜日

Net Audio Vol.5モニター SSC-X 当選

やりました。Net Audio Vol.5賞品(モニター)の横浜ベイサイドネット SSC-X サウンドステージ コンダクター)に当選しました。
SSC-Xは以前より注目しており、いずれ購入予定でしたが、Net Audio Vol.5の賞品で5名分となっており結構確率高そうで、どうせ急いで購入してもしばらくは使わないので当選結果待ってからにしようと応募してみていたのでした。


SSC-X


 残念ながらSSC-Xには、「フルレンジ版」とチャネルデバイダー機能を装備する「2Way版」(3Way以上のバージョンは、2Wayの価格に1Wayごとに、10,500円(税込)追加)と、各々フォノイコ機能のオプション付きのバージョンがありますが、モニター対象は「フルレンジ版」でした。
 誌面からはどのバージョンかわからなかったので、密かに「2Way版」を期待していましたが....orz

 「フルレンジ版」と「2Way版」の差額で、「2Way版」に、さらには1Wayごと追加料金で3Way化できれば良いのですが、もしダメだと結局「2Way版」から買い直しになってしまいます。このへんどうなのか今のところ分かりません。
 
 さて、スピーカー補正とルーム補正は使えますが、マルチチャネル化できないと結局あまり意味が無いので、どうしたものかと...

2011年11月5日土曜日

Studio One Professional 2

 前から気にはしていたStudio Oneが2にバージョンアップするので、少し調べて購入してみることにしました。藤本健のDigital Audio Laboratoryでもとりあげられています。


Studio One Professional 2

今は、主にfoobar 2000 => Samplitude 11standardという構成で運用しています。Samplitudeはチャネルデバイダとして使用しています。
いわゆるDAWをプレイヤーとして使うのは、めんどくさいすぎるので常用する気にはなりません。

デジタル・ドメインでは、ビットパーファクトである限りは、ソフトによる差は無いとの前提で考えていますので、DAWの方が音が良いとかいう話も良くありますが、割りきってfoobar 2000で再生し、DAWはチャネルデバイダとして運用しています。

チャネルデバイダは、ハイパス・ローパス・バンドパスフィルタとしてデジタルデータを編集するので、ソフトの差が出るところになると思います。

Studio OneがSamplitude 11standardに対してのメリットと思われるのは、

・64bit処理(Samplitude は32bit)
・5台までインストール可能
・Macにも対応している
・処理が軽いらしい
・192kHzに対応
・安い

Samplideも192kHzというか384kHzまで対応しているのですが、192kHzは選択リストには現れず自分で数値入力する必要があり処理も重たくなるのか表示が微妙になります。
64bit処理についてですが、DACへの入力時には24bitで十分だと思いますが、各種エフェクトをかけた時の計算精度はbit数が多いほどよくなるはずですので、64bitまで増やす効果の程はどうかわかりませんが、デジタルデータに編集をかけるときは効果があるのではないかと期待しています。

まだ休眠中ですがMac miniを購入しているので、Mac用として使えることが購入のきっかけになっています。
チャネルデバイダとしてしかほぼ使用しないので勿体無い話ではありますが...

SamplitudeのEQでは、スロープ 96dB/octまで選択できましたが、Studio Oneでは 48dB/octまでで、この点では劣ることになるかもしれません。 

現在は、まだ発売前(国内)ですが、アップグレードキャンペーンをしているので、現行バージョンからアップできます。また、指定されたDAWソフトを持っていればクロスグレード版が購入でき、通常版より少し安く手に入ります。Samplitudeもクロスグレード対象品になっていました。

SCC-01も気にはなっていますが、ちょっと高いのでもう少し様子見で...

2011年10月26日水曜日

HQ Player  dCS方式DSDネイティブ出力が手持ちのDDCでも出来るか4

  dCS方式DSDのフォーマットをBuffaloII ES9018のDSDインタフェースフォーマットに変換して接続して見ましたが、出てくる音はノイズだけでした。

確認した限りでは正しそうに見えるのですが、何が間違えているのか検討がつきません。
といってもdCS方式DSDのフォーマットの仕様は、下位16bitのみを抽出してシリアルに直せば良いと判断していますが、正確な仕様は分かっていないので、そもそも想定仕様が異なっている可能性はあります。

今週中にexaU2Iが届く予定ですので、ますはこちらでDSD再生を確認して、比較しながら見ていくしかないかなと思っています。

2011年10月23日日曜日

HQ Player  dCS方式DSDネイティブ出力が手持ちのDDCでも出来るか3

 ちょっと出間取り時間がかかってしまいましたが、HQ Player dCS方式DSDネイティブ出力をモニタしてみました。

接続は、PC ==[USB3]==> MUSILAND Monitor 03 US ==[TOSLink]==>DE0nano(SPDIF受信)==[i2s]==>BuffaloII==>ペルケ式バランスHPA==>Z1000


 HQ Player desktop のDSDIFF/DSF setting tab のDirect playback typeを0xAA makerに設定して、.dffファイルを再生した時のFPGA内部で24bitパラレル化(L/R交互に多重)してメモリへ書き込んでいる箇所の波形が下図になります。
 一番上が24bitの受信したデータ(L/R交互に多重)です。


 LSB側8bitは、常に0xAAになっています。下位の16bitはランダムでいかにもDSDのデータパターンらしく見えるパターンが入っています。


 この状態でもヘッドフォンからはノイズの方が大きいですが、小さく音楽が聴こえます。DSDをPCMで再生しても多少は音の成分が抽出されるということなのでしょうか?

HQ Player dCS方式DSDネイティブ出力波形のモニタ


比較のため、PCMの場合の同じ部分の波形です。
 クラシックで、コンプレッサーなどほとんどかかっていないと思われるソースでボリュームもソフト側で絞っているので、LSB側8bitは0xffや0x00が多く見られます。(要するに音量が小さいときのパターン)



HQ Player PCM(24bit/176.4kHz)出力波形のモニタ

 引き続き、DACへの出力がraw DSDになるよう変換して鳴らせるようにしてみる予定です。

2011年10月21日金曜日

HQ Player  dCS方式DSDネイティブ出力が手持ちのDDCでも出来るか2

 HQplayerのサイトをチェックしてみると、HQplayerが前回試した2.7.0.1から2.7.1にアップしていました。


 前回はダメであった既存のUSB-DDCでのDSD raw再生について、再度確かめてみました。
 結果、DSD rawで出力できるようなっている可能性がありそうです。




HQplayerDesktop dffファイル選択中 中央に”2822400"と表示されている



PC=>MUSILAND Monitor 03 US => MATRIX mini-i と接続し、mini-iのサンプリング周波数表示が176.4kHzの状態で、上図のように、HQplayerDesktopのサンプリング周波数を表示するエリアにDSD2.8224Mのサンプリング周波数である”2822400"が表示され、右上のボリュームノブが回せなくなります。
 また、ヘッドホンからきれいには音楽は流れず、ノイズにまみれて小さい音で音楽が一応聴こえます。

 DSDの状態でPCMで音楽がまがりなりにも鳴るのかがよくわかりませんので、ほんとうにDSDで出ているのか、正しくない状態でPCMに変換されているかわかりません。
 今後、実験を進めてみたいと思います。



2011年10月10日月曜日

HQ Player  dCS方式DSDネイティブ出力が手持ちのDDCでも出来るか

 dCS方式DSDネイティブ出力サポートした2.7.0.1したHQplayerをインストールして、DSDネイティブ出力できるか試して見ました。


 HQplayer 2.7.0.1

 結果、どうもダメのようです。


 マニュアルには”In case Hardwareand drivers support ASIO DSD -mode, or one of the "PCM packed" modes,rawdata from the file can be played back as-is."とあり、ドライバが ASIO DSD -mode か "PCM packed" mode のうちのひとつをサポートしているかどうかを確認して、rawで出力するかPCMに変換して出力するかを選択しているのではないかと思われる記述があります。




 HQplayer Desktop ASIO については MUSILAND Monitor 03 USとRME Raydatについて試して見ましたが、そもそもSetting-Deviceの選択プルダウンメニューに何も現れずで、HQPlayerで使うことができませんでした。
 そもそもHPのNewHQPlayer Desktop 2.7.0 released!にはsupport for native/direct playback of DSDIFF/DSF files using different "PCM packing" schemes (Linux&WASAPI)”とあり、ASIOは対象外のよう。


 HQplayer Desktopの方では、MUSILAND Monitor 03 USを選択することができ、PCMファイルとDFFファイルともに任意の出力レートで再生できました。


Setting Tab -文字化けしているがMusiland Monitor 03 USを選択できる

 
 しかし、DSDIFF/DSF settingsタブの"Direct playback type"をdCS方式DSDネイティブ出力に相当すると思われる"0xAA maker"を選択すると、”Do not enable thisunless your DAC supports DSDin specified mode !"というポップアップWarningが現れるます。他の"Direct playback type"をメニューを選択しても同様です。


DSDIFF/DSF setting Tab   -Direct playback typeでrawの出力タイプを選択

0xAAを選択すると現れるWarning


 "Direct playback type"を何にしてもDFFファイルで普通に音が出るのでPCMに変換されています。
 
 これらのことから自動認識でDSDをraw出力するかPCM変換をして出力するかを選択しているのではないかと思います。


 
 んー、 MYTEK DIGITAL STEREO192-DSDは、HQplayerからの再生をサポートするようなので購入してみるしかないですかね。


 


 
 

2011年10月8日土曜日

HQ Player  dCS方式DSDネイティブ出力サポートした2.7.0.1リリース

早速、HQ PlayerがdCS方式DSDネイティブ出力サポートした2.7.0.1リリースしました。

dCS方式DSDネイティブ出力のPCMデータの埋め込みフォーマットについては、こちらにある記述しか探せていないのですが、これを基に、BuffaloIIのDSDモードへフォーマット変換かけて鳴らせるようにしてみようかと思います。




dCS方式DSDネイティブ出力の概要は下記


・利用するPCMのレート

raw DSDファイルをPCMフォーマットに載せて伝送するのに必要な帯域は次のようになります。
DSD = 1 bit * 2.822400 MHz/channel
CD = 16 bits * 44100Hz/channel
16/176 = 16 bits * 176400Hz = 2.822400M bit/s /channel - raw DSDと同一レート

これは、16/176kのPCMデータにDSDデータを載せられることを意味しています。
そして24/176kのフォーマットを利用すれば、16bitにDSDデータを載せ、残りの8bitを利用してDSDデータであることをDACへのインジケータとして
利用可能となります。


・変換方法

オリジナルのraw DSDストリームが次のパターンである場合
L:00110011001100110011001100110011
R:01010101010101010101010101010101

PCM 24/176.4kデータストリームに次のパターンで載せます

Sample L1 10101010 0011001100110011
Sample L2 10101010 0011001100110011
Sample R1 10101010 0101010101010101
Sample R2 10101010 0101010101010101

DACは、オーディオインターフェースを介してこれらのサンプルを受け取り、両チャネルのすべてのサイクルで"10101010”という最上位8ビットを探します。
その後で上位の8ビット廃棄して

L:00110011001100110011001100110011
R:01010101010101010101010101010101

オリジナルのDSDと同じビット配列を得ることができます。



USBは元よりSPDIFやADATは16bit PCMの場合も24bit領域に下詰めで載せており、上位の8bitは空いていることになるのでそこを、DSD識別として"10101010"パターンを常時埋め込んで、PCMデータかDSDデータかをDDC/DAC側が識別できるようにしようということになります。
"10101010"パターン以外の場合は、通常通りPCMデータとして扱います。

dCS方式DSDネイティブ出力をサポートしていないDDC/DACでも、PCMデータの上位bitパターンは"10101010"であるので、誤ってDSDデータを再生しても下位16bitのみが交流成分となるので大音量のノイズを再生してしまうことは避けられるはずです。

オーディオプレーヤーは、本物の raw DSD DFFファイルを処理してrawのDSDを抽出してオーディオインタフェースに上記の変換をかけてPCMデータに見せかけてデータを渡す処理を行うことになります。