2011年1月19日水曜日

XMOS USB Audio 2.0 Reference Design

Music TO GO!での紹介を見て、これはいけそうだということで速攻 XMOS USB Audio 2.0 Reference DesignをDigi-keyへ発注かけました。在庫はないようで、発送予定日は1/23になっています。

 XMOSというのは、一種のマルチコアCPUで、ハードウェアの並列性をマルチコア、マルチスレッドで擬似し、CやC++でより容易かつ迅速に機能を実現してしまうことを狙ったもののようです。


USB Audio 2.0 Reference Design と XTAG2 debug adapter


 USB Audio 2.0 Reference Designは少なくとも192k 24bitまではサポートし、PCとUSBでアシンクロナスで接続でき、USB Audio Class 2.0対応で、ASIO2.1ドライバも用意されているようです。うまく改造できれば、384kやDSDというのも可能かもしれません。使いこなせるかどうかは、まだ何ともいえません。

 SPDIFやADATの規格では、192kHz 24bitで頭打ちで、それ以上は、USBやIEEE1394などを使うしかないようなので、MultiDACの次のステップとして384k再生を考えた場合、USBは避けて通れそうも無い状況のように感じられ、その実現解となる可能性がありそう。

 期待としては、384kまでの再生。できれば複数チャネル。
 MultiDACとは光で送受信接続し、MutiDAC側からクロック送り込んで、I2Sデータを独自フォーマットででも光でMultiDACへ伝送する形態を想定しています。

16 件のコメント:

  1. こんにちわ、こちらでは初めてです。

    これで384kやDSDに改造できれば期待は高まりますね。小生、UbuntuでUSB Dual Audio基板からアシンクロナス転送でCAPRICEのDual Mono構成にHDMI経由で聴いておりますが再生プレーヤがbit perfectの場合、今迄に経験したことのない素晴らしい美音で鳴りますね。USB Dual Audio基板だと現状352kやDSDが再生出来ないので、そこまでカバー出来るとすればさぞかし夢のような展望が開けると思います。注目してます。

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  2. なかなかよさげですなぁ~

    XMOSはES9018と相性が悪い、との噂も聞きますが、kouさんならきっと…

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  3.  tetuさん
     こんにちは。なにかNGワードがあったようでBlogerのスパムフィルタにかかってしまっていました。

    384kやDSDできるかは、実際できるかはよくわかりませんが期待はできそうに思います。

     CAPRICEのDual Mono構成にHDMI経由ですか!! よさそうですね。私のは納期遅延中ですが期待して待ちます。

     USB Dual Audio基板でDSD再生は、CAPRICE側を改造すればできるのではないのでしたっけ?
     DSD⇔I2S切替の改造は、そのうちhiyohiyoさんが実行すると思います。私も後に続くつもりです。


     hiyohiyoさん
     相性わるいんですか?例の同期できないというやつですかね?それであればどうせDAC側のクロックに載せかえるので問題なしですが..

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  4. kou さん

    USB Dual Audio基板でDSD再生は『バルク転送』モードでは出来るんですが
    『アイソクロナス転送』モードではエレアトさんが再生アプリを供給して
    下さらない現状では出来ないのです。

    『バルク転送』モードでのCAPRICE DSD再生はパターン変更9ヶ所やれば
    出来て、まあ割と簡単に出来るので既に確認済みなんですが、音は好みの
    問題が混じっているかも知れませんが私は感心しなかったのです。フィデの中川氏
    はSACDプレーヤから直接DSDを鳴らしてベタほめなので、多分DSDの問題では
    無くて『バルク転送』と『アイソクロナス転送』の差が出ているのでは無いかと
    にらんでいて、私も先ずSACD→カプリで確認してみようかと考えています。
    どうせなら水晶の原発22.5792から直接自前で64fsを作って、綺麗なDSDCLKを
    HDMIに載っけてやろうと思って現在JKFFをDigi-Keyから到着待ちなんです(笑)

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  5. tetuです

    『コメントの記入者』の選択が問題有ってはじかれるようですね。今後は匿名で入れることにしますw

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  6. DSD再生はバルク転送ならできるが、アシンクロナス転送では出来ないって話ですな。で、バルク転送のプロトコルは非公開なのでLinux版では実現できない。

    おいらはそれを嫌って、ASIO2.1対応デバイス使ってDSD転送を実現しようとしてて、それ使えば、DSDと192/24は8ch同時再生までは行ける筈…これならLinuxでも再生可能。って話ですな。DXDも基板の性能的にはいけるはずですが…

    XMOSの話はクロック周りですな。クロックをDACチップ側から送り込めば大丈夫だとは思います。

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  7.  tetuさん
     2011年1月20日1:40 の自分のコメントもBlogerのスパムフィルタにかかりましたので、『コメントの記入者』の選択ではないと思います。

     SACDPは何でしょうか?私はとりあえずメモリバッファモードでクロックをMultiDAC側CXOにのせかえる手でいきますが、最終的にはSACDPへMultiDAC側CXOのクロックを送り込もうかとは考えています。取り外す水晶は見当はついていますが、外すのがちょっと自信がもてません。クロック改造の情報是非お願いします。

     中川さんのSACDP改造は、信号をそのまま取り出しているだけに見えます。それでも十分ということなのかも知れませんね。

     Hiyohiyoさん
     USBPAL 192kまでとしか書いてないですね。DXDサポートはFPGA論理を改造してもらわないと無理そうな気がします。
     なんせ、SelectorじゃなくてMixerですし。
     
     

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  8.  やはり『コメントの記入者』の選択が問題有ってはじかれるようです。名前/URLだとスパムフィルタにかかり、Googleアカウントでは大丈夫なようです。

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  9. tetuです

    kou さん

    SACDPは600です。発振器は11.2896なのでDSD再生専用に改造するならNDKの11.2896を載せれば済むのですがUSB Dual Audio基板も載せてアレするので22.5792を載せてこれを原発にしてあれこれすると言うことになりますw。

    600の水晶を外すのは、先ずハンダ吸い取り器で根本のハンダを吸い取っておく。(私はコンプレッサ付きの奴で温度高めに設定して吸い取ります)
    あとはニッパで振動子のキャンを切る(なるべく足に力が行かないように)。振動子はベークライトの座布団の上に乗っているのでそうこうしているうちに
    自動的に外れます。外してしまうとRとCが典型的な形で配置されているので外す。発振器の出力端側は近くのバッファーICへ行っているので直ぐ分かります。

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  10. えーと、半年前に弄ったところなので細部は忘れました。
    最後の行のバッファーICと書いたところはヘテロインバータICの事なんですが、発振回路のインバータとして使っていたかも知れません。とにかく水晶を外してしまえば回路が丸見えなので直ぐ分かると思います。

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  11.  取り外し方法ありがとうございます。SACDPは同じみたいですね。
     ちょっと難しそうですが、水晶とりはずし挑戦してみたいと思います。

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  12. これ、その後いかがですか?
    Buffalo II DACを出しているTwisted Pear AudioのRuss Whiteが昨年からずっとこれと似た構成のオリジナルボードで384kHz/32bit対応のUSB->I2Sボードキットを出すんだとアナウンスしていましたが、未だに出てきません。
    そこへ、カナダのグループから別のが出てきました。
    これは352.8kHz/32bitで最大4チャンネルが行けるという触れ込みです。
    http://www.exadevices.com/exaU2I/Overview.aspx
    この世界は本当に日進月歩!

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  13.  XMOS USB Audio 2.0 Reference は今見たら2011/04/12にまた納期が延ばされていました。何か問題を抱えているのかもしれません。
     ご紹介のカードは、XMOSより手間もかからなさそうですし、特性などもよさそうですね。XMOSを置いてこちらを本命にする方向で検討してみます。

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  14. asoyajiさん
     すごい勢いで次々と新しいことに取り組まれていますね。こちらはどうも思ったように進まずなので見習いたいところです。

     XMOSは一度リードタイム5/12になったのが4/12に戻されたので期待していましたが、どうやらまた期待はずれのようです。
     DE0-nanoの件と共にDigi-Keyに質問してみましたが、メーカー次第みたいなつれない回答でした。

     exaU2I USB to I2S Interfaceは、ASIOドライバを用意しており、Windows専用だと思います。
     私は、理論的にはDACへのPCからの電源、クロックの影響を排除できればPCのOS/再生ソフト、メモリ、電源などハード環境はなんでも良くなると考えているので、DACへのPCの影響排除のため、光接続、クロックはDAC側がマスタとすることをメインに考えています。
     USBの場合もそれと準ずると考えており、選択肢の多いWindowsで、他はとりあえず考えていないのでASIOが用意されていれば特に問題なしです。
     
     ABC PCB USB Audio interface。ちょっと見たところexaU2I USB to I2S Interfaceよりもクロックの電源がUSB側から分離されている点など、良いように思います。
     基本的に私とかなり同じ思想で設計されていると思います。
     入手性が問題そうですね。また価格も高いのでしょうか?

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  15. XMOS期待薄ですね。
    ABC PCB USB Audio interfaceのサンプルは$300のようです。
    http://www.maison-passive-nice.fr/pdf/1102-USB-price-list.pdf

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  16.  期待薄ですね。
     どのみちしばらく着手できそうもないので、のんびりと待ちたいと思います。
     ABC PCB USB Audio interfac良さそうですが、今の環境(光接続)ではできない384kHz対応(DSD対応もできれば)がUSBインタフェースの導入目的なので、この点で条件に合わさそうです。

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