まずは、FPGAのコードを変更。
以前はSACDプレイヤーSCD-XE600のCXO動作のままDSDデータを抽出していたため、SDRAMへ一旦バッファして、 Matrix SW側のクロックで読みだすモードで動作させていたため、Matrix SW側のクロックで動作するESモードと呼んでいるモードにソースコードを変更し、さらに5.1チャネル分の受信回路に変更しました。最初はPCMの受信回路(ADAT/AES/I2S)と同様にStereo2ch単位の受信回路を考えていましたが、6chを1つもモジュールで処理することにしました。
ここまでできたところで、一旦SCD-XE600のCXOで動作を確認。
構成としてFPGAの50MHzCXOから11.289600MHz、 22.579200Mz 、90.3168MHzの近似値を生成し、BuffaloIIを接続してちゃんと音が出ることを確認しました。
ここでいよいよSCD-XE600の11.289600MHzCXOからFPGA供給クロックに切り替える変更を実施。
先ずは、下の写真の用にCXOからLV04Aへのラインをカット。
CXO=>LV04Aのライン パターンカット
続いて、LV04Aへクロック供給用のジャンパーをハンダ付け。
また、SL,SR,C,SWのマルチチャネル(L.Rは既にジャンパー接続済み)もジャンパーで取り出し。
FPGA=>LV04A 11MHzクロック供給およびDSD data SL,LR,C,SW抽出ジャンパー
火入れして、ちょこちょこと設定を合わせ込むと意外とすんなりときれいに再生することが出来ました。
BuffaloIIを仮接続して11MHzクロック供給ジャンパー後の再生動作確認
まだ、色々微調整、追加変更が必要です。電源投入後、クロックの供給が従来より遅れるため、少し心配でしたがとりあえず動作するようです。
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