2011年11月27日日曜日

自宅でリフロー

(葵)の今日学んだことさんのサイトでスイッチサイエンスさんのご自宅リフローお試しキットでリフローによるハンダ付けを試されている記事を見て、自宅でもリフローができ、ちょっと探すと実際に実行されている方もかなりおられることを知りました。
自宅リフローお試しキット自体は品切れ中のようで、これで試して見ることはできなさそう。


リフロー手段については、OSQZSSさんのサイトにあるリンクが参考になります。

色々手段はあるようですが、Craft ROBOで100ミクロンのラミネートフィルムをカットするのが良さそうです。
オーブンは、オーブントースター、ホットプレート、アイロンなどを利用しているようですが、テフロンが剥がれたホットプレートがあるので、これを使えばよさそう。


 CraftROBO CC330-20


とりあえず、 Craft ROBOはここが安そうなので、調達してみようかと思います。

クリーム半田の調達、EagleからCraft ROBOに渡すマスクデータの作成方法等々、まだ調査が必要そうなことは多々あります。
やり方が各々微妙に違うので、具体的に方法はやりながら試行錯誤で進めることになると思います。

ぺるけ式FET差動バランス型ヘッドホンアンプ_モバイル版

 まだ先に発注したクロック・アイソレータボードは届いていませんが、引き続き、一度作成したぺるけ式FET差動バランス型ヘッドホンアンプを、基本的には回路はそのまま、実装を5cm×5cmの基板に方チャネル分を押し込んで作成しています。
 電源は12Vをバッテリー給電ということになります。

 5cm×5cmとしているのは、単にFusion PCBサービスの基板製造費用の価格体系からです。
 何とか無理やり押し込みましたが、ほたして部品がちゃんと実装できるかは心配です。
 マウント用の穴を確保するために、四隅の抵抗やコンデンサと干渉しています。コンデンサの方は寝かして基板の外に出してしまうので問題ないとふんでいます。抵抗もまあごまかせるでしょう。
 

ぺるけ式FET差動バランス型ヘッドホンアンプ_モバイル版 部品実装


ぺるけ式FET差動バランス型ヘッドホンアンプ_モバイル版 A面パターン

 ぺるけ式FET差動バランス型ヘッドホンアンプ_モバイル版 B面パターン

2011年11月23日水曜日

Eagleでクロック・アイソレータボード作成中4

  DipSWが全くないのは、デバッグ時に使いづらいかと思いたち、少し配置・配線を調整し、2bitのDipSW 2個追加。
またI2Cのプルアップを忘れていたのなど修正し、Fusion PCBに最大5cm×10cm 2層基板10枚を手配しました。

Fusion PCB 発注方法と、CuBeatSystemsさんの”EAGLEで設計した基板の製造をFusion PCB Serviceに頼む”を参考にさせてもらいました。

出力されたデータを確かめるのに、ダブルチェックが重要とのことで、GraphiCode社のGC-Prevueを使う方法が紹介されていたので、ダウンロードして使用して見ました。

ただし、CAMプロセッサ用ファイルは、CuBeatSystemsさんの用意してくれているものではなく、Seeed Studioのサイトからダウンロードできる”Seeed_Gerber_Generater_v0r95_DrillAlign.cam”を使用することにした(CuBeatSystemsさんのFusionPCB-gerb274x-excellon.camファイルだと生成するファイル数が少なかったので)のですが、”.DRD”ファイルがGC-Prevueでインポートするファイルに指定されているので、”.DRD”ファイル生成スクリプトをCuBeatSystemsさんのFusionPCB-gerb274x-excellon.camファイルからコピペしてみました。
しかし結局エラーがでてしまいました。とりあえずGC-Prevue上のエラーは直接発注に関係無いのでそのままにしてあります。





GC - Prevue



GC - Prevue クロック・アイソレータボード ボード図 A面

GC - Prevue クロック・アイソレータボード ボード図 B面

GC - Prevue クロック・アイソレータボード ボード図 B面 配線パターンなし


何か操作をしていると、どこか別の所が知らぬ間に変わっているので、誤配線、未配線が心配ですが、まあその時はその時ということであまりチェックせずにガーバーデータをメールしてしまいました。

2011年11月22日火曜日

Red Net3

 今週の藤本健のDigital Audio Laboratoryで紹介されている、オールアクセス「REDNET 5 Pro Tools HD BRIDGE」の記事で知りましたが、RED NETというFocusrite社の新システム同日本語サイト)で、CAT 5eのEthernetケーブルやルーターを使って24bit/192kHzの信号を最大256ch(128入力/128出力)伝送できるシステムが出るようです。
 この中に、RED NET3という下記IOをもつAudioIFがラインナップされています。

  •  ADAT Optical inputs/outputs 各8 
  •  AES/EBU inputs/outputs 各8(ADATとオルタネート)
  •  S/PDIF input/outputs 各1  
  •  Word Clock input/output
  •  Dante Ethernet port
 このシステムを使用するには、REDNET PCIe Cardも必要になり、各20万前後するのでREDNET PCIe Card+RED NET3構成で40万前後となりやはりちょっと高くなりまが24bit/192kHzデジタルIOが扱える多ポートAudioIFとしてはRME RayDAT その他のいくつか装置以外ではあまり見かけないのですし、ADAT8ポート持つものはめずらしいのではないかと思います。(私が知らないだけ?)

 



Red Net3
Red Net3 Rear

 最終的な構想としては、PCから光で24bit/192kHzを6ポート程度出したいので、このニーズにはフィットしていますので要注目です。
 しかし、コストパフォーマンスからはRayDATをもう一枚追加して、RayDAT×2setで構成したほうがやはりよさそうかな。

2011年11月21日月曜日

Eagleでクロック・アイソレータボード作成中3

今週末中には、発注に出したかったのですが、なかなかうまくいかず発注出来る状態までは行かず....

とりあえず、DRCエラーは実際に問題あるものはほとんど消せたと思われるところまでは持って来ました。


かなり混み合っているので、選択したい対象以外のものが選択されて、知らぬ間にせっかくできているところを消したり、反転させたりしてしまいます。

今回4種類のGNDが有り、ベタアースも4種類設けようとしましたが、どうしたら良いのかよくわからず、適当に試してどうにか4種類設定できました。

2層で裏面も部品を実装しているので、引き回しせるルートがなくなり、何度も調整し直しをするはめいになりましたが、何とか未結線なしにしたつもりです。


クロック・アイソレータボード 回路図

Eagle 無料版だと回路図は1ページだけしか作成できないので、ベタに1ページに書いています。


クロック・アイソレータボード ボード図 A面

クロック・アイソレータボード ボード図 B面

あとは、未接続になっていてもDRCエラーにはならないようなので、間違って消しているかなど(実際多々接続していたのが消えてたので..)チェックと、基板作成用に必要なフォーマットへの変換作業して発注にする予定。

2011年11月20日日曜日

Windows7 Tablet PC ONKYO TW217A5

販売終了になっている機種ですが、価格が安くなっているので購入して見ました。

中国製で3万台でいくつか購入できるのがありますが、怪しいWindowsであることを考えると、スペック的にもさほど大差ないので正規日本語版Windows7HomeであるONKYO TW217A5のほうが良いと判断。

 ONKYO TW217A5

 以前の記事でのモバイルでのハイビットレートを含む音楽再生用として、XMOSかMusiland 03USでDAC+HPA接続する構成での使用を想定しています。
 

 オリオスペックのcanarino1のベースマシンであるFitPC2という超小型のPCに12Vの外部バッテリーというのが結構コンパクトにできて良いかなと考えて見ましたが、外付けバッテリーや制御方法(たとえばiPhoneからリモート制御)のこと。購入するならSSDにしたいのでディスクレスのを購入して自分でセットアップするとなると、追加でSSD、Windwos7ライセンス、外部バッテリーも追加購入しなければならず、結局価格的にも、ONKYO TW217A5の倍ぐらいにはなり、セットアップもトラブりそうなので止めることにしました。

 音楽再生のみなら、このマシンのスペックでも何とかなると!? 場合によってはメモリを2Gへ換装までは考慮していますが、それ以上の調整は考えていません。
 あとは、バッテリーの持ちですが、XMOSをぶら下げても3時間は持つんじゃないかと期待していますが、どうなるでしょうか...

 

2011年11月14日月曜日

Eagleでクロック・アイソレータボード作成中2

DSD dCSモード再生などで寄り道していて、しらばらく放置していたEagleでのクロック・アイソレータボードの作成を再開。

パターン入力があと一歩で完成ぐらいまできました。

前回の時より、CK4からI2Sで引き込めるように、ミニUSBコネクタを追加しました。スペースが無いので、microSDカードスロットの裏面に載せるようにしました。これでアイソレータも2個増えて、アイソレータが10個も乗ることになってしまいました。

パスコン入れるとギチギチ。2層基板、半田手付けとしては、詰め込みすぎのような気がします。



クロック・アイソレータボード ボード図(作成中)


PCB製造は、安さで Fusion PCB Service に依頼する予定。

途中、10cm×10cmまでは、無料版のEagleで設計可能なので、アンプやIV回路、LVDS HDMI送受信回路なども入れて基板を切り離して(面付というようですが)使えるようにしようと考えましたが、Fusion PCB Serviceは、面付禁止だそうで、また10cm×5cmまでなら10枚で$25程度であるので、欲張らずに、クロック・アイソレータボードだけにしました。


CNCの導入については、プリント基板作成だけなら、安いところにプリント基板製造してもらったほうが安くて、手間も少なそうなと、CNCの場合、層間渡りにハトメのようなものを打ち込む必要があること、挟ピッチのIC用のパターンをはたして削れるのかどうかという不安があることなどから、シャーシの穴あけ等には欲しいところですが一旦は保留にしようかと...

2011年11月9日水曜日

Colorfly CK4

 4月に一度予約しておきながら、入荷遅れでキャンセルとなってしまい、そのままであったColorfly CK4を購入しました。



 Colorfly CK4 24bit/96kHz再生


Colorfly CK4 裏


最近は、IHIFI812の購入を前提に考えていましたが、IHIFI812は、

  •  どうも淘宝網でしか購入できない?。一番安いところで1100元 代行業者に見積をお願いすると送料込みだと¥20,000を軽く超えるようで、しかもリスクあり。
  •  88.2kHz以上のファイルは再生できない模様。24bit/192kHzのキーワードが出てきますが、どうもAD1896というSRCチップで24bit/192kHzにアップサンプリングしていることを指しているだけのよう。
  • 日本語表示には対応していない。
  • 操作性は癖があり操作しづらいらしい

 一方Colorfly CK4のほうは、日本のお店で買えて、送料込み¥12,000台と約半額で購入でき、24bit/192kHzに対応している。日本語表示も可能と、I2Sの端子の有無以外は特にIHIFI812の方にメリットなしという気がしてきたので、急遽方針変更。

 そのまま使う気はあまりなく、USB端子の横のカバーがしている穴からでもI2S信号を引き出そうかと考えています。

2011年11月6日日曜日

LM3886TFバランス入力BTL出力アンプ

 横浜ベイサイドネット「LM3886TF」 アンプ完成基板(DX)を4枚購入してみました。
クリスマスセール 第一弾!ということで割引中であるのと、一度に20枚程度しか入荷しないということにつられて、思わず4枚(=ステレオ2set)購入。


 LM3886は、fidelixのセレナーデや、自作では、Fujiwaraさんお気楽アンプ3 LM3886My any styleさんの基板を利用したPCで音楽さんのパワーアンプ、その他にもBTLの例もみかけ評判もよさそうなので前から目をつけていました。


 製作は何時になるやらですが、DACバランスアウトと接続可能なアンプをこれで作り、フルバランス構成を構築したいと考えています。
 電源をどうするかですが、当面DAC用に持っているFujiwaraさんの正負出力定電圧電源基板(TYPE-D) +RA40-144で様子を見つつ、ACで作り直し、バッテリー化両案とも考え行きたいと思います。


 と、お気楽オーディオキット資料館のサイトを覗くと、FujiwaraさんもES9018版DAC製作を検討中のようで...



2011年11月5日土曜日

Studio One Professional 2

 前から気にはしていたStudio Oneが2にバージョンアップするので、少し調べて購入してみることにしました。藤本健のDigital Audio Laboratoryでもとりあげられています。


Studio One Professional 2

今は、主にfoobar 2000 => Samplitude 11standardという構成で運用しています。Samplitudeはチャネルデバイダとして使用しています。
いわゆるDAWをプレイヤーとして使うのは、めんどくさいすぎるので常用する気にはなりません。

デジタル・ドメインでは、ビットパーファクトである限りは、ソフトによる差は無いとの前提で考えていますので、DAWの方が音が良いとかいう話も良くありますが、割りきってfoobar 2000で再生し、DAWはチャネルデバイダとして運用しています。

チャネルデバイダは、ハイパス・ローパス・バンドパスフィルタとしてデジタルデータを編集するので、ソフトの差が出るところになると思います。

Studio OneがSamplitude 11standardに対してのメリットと思われるのは、

・64bit処理(Samplitude は32bit)
・5台までインストール可能
・Macにも対応している
・処理が軽いらしい
・192kHzに対応
・安い

Samplideも192kHzというか384kHzまで対応しているのですが、192kHzは選択リストには現れず自分で数値入力する必要があり処理も重たくなるのか表示が微妙になります。
64bit処理についてですが、DACへの入力時には24bitで十分だと思いますが、各種エフェクトをかけた時の計算精度はbit数が多いほどよくなるはずですので、64bitまで増やす効果の程はどうかわかりませんが、デジタルデータに編集をかけるときは効果があるのではないかと期待しています。

まだ休眠中ですがMac miniを購入しているので、Mac用として使えることが購入のきっかけになっています。
チャネルデバイダとしてしかほぼ使用しないので勿体無い話ではありますが...

SamplitudeのEQでは、スロープ 96dB/octまで選択できましたが、Studio Oneでは 48dB/octまでで、この点では劣ることになるかもしれません。 

現在は、まだ発売前(国内)ですが、アップグレードキャンペーンをしているので、現行バージョンからアップできます。また、指定されたDAWソフトを持っていればクロスグレード版が購入でき、通常版より少し安く手に入ります。Samplitudeもクロスグレード対象品になっていました。

SCC-01も気にはなっていますが、ちょっと高いのでもう少し様子見で...

2011年11月2日水曜日

Octava 4x2 HDMI Matrix switch 7.1 Audio の中身

前の記事、SACDが直接再生可能なDACで取りあえげた2つの試作機の内、アイ・クオリアさんの方は、主としてHDMIセレクタ向けのOEMボードと思われる基板が使われているようです。


 そこで、Octava 4x2 HDMI Matrix switch 7.1 Audioは、どうだろうと思いたち、前々から考えてはいましたが未開腹であったので開けて見ました。


 DN-HDMI4000ASと同じ、微驱科技股份有限公司のチップが使用されていました。データシートは入手困難そうです。
 


 Octava 4x2 HDMI Matrix switch 7.1 Audio 全体







メインチップ EP9432


 メインチップ近傍のCXO 18.43200MHz


マイクロコントーラ EPF021A


 CECコントローラ EPF011C


こちらもコントローラ PIC18F4525-I/P



DAC機能を有するチップが見当たらないように見えますが、LT1013の近くにMCLK,SCLKなどのシルクが、このチップは検索するとリニアテクノロジのLT1013 OPアンプだと思われるのですが、パッケージは異なるようなので、OPアンプじゃないのか??? どうなっているのでしょう?
*訂正 DACチップはCS4353 24bit/192kHzまで対応できるようです。




 24bit/192kHz DAC  Cirrus Logic CS4353 

リレー ATQ209