2012年5月22日火曜日

CHORD DSD対応DAC "Qute HD"

CHORDのDSDネイティブ再生対応DAC"Qute HD"の詳細がニュースリリース等で発表されました。
詳細については、Music TO GO!さんの記事にかなり詳しく書かれています。

 仕様で気になった点について、

 ①SPDIF: 44.1 kHz/ 384kHz 対応可能 , 16-32 bit
   
 SPDIFで、384kHz対応、かつ32bitにも対応とあります。
 TOSLinkについてもなのかどうかがよくわからない書き方ですが、少なくとも同軸は対応。
 もし、TOSLinkで32bit@384kHz対応しているなら、そのような伝送帯域を持つTOSLinkがあることになり俄然注目です。と思ったらこちらに192kHz対応と書いてありました..orz
 TOSLinkは対象外だとしても、AES/SPDIFで32bit対応というのは、通常の規格では24bitまでで出来ません。新しい規格ができたのか? 32bit対応というのは、DSDを意識してのことなのか?等々気になります。


 ②SPDIFを持つDoP対応機器であること
  
 DoP対応は ニュースリリース のSpecの書き方からするとUSBのみと思われますが、FPGA搭載していることもあるので、SPDIFでDoP対応するのも容易のはず。もしかするとSPDIFでもDoP対応している、あるいは将来的に対応するかもしれません。
 Music TO GO!さんの記事に ”光入力に対してもしっかり作り込んで、トランスポートと電気的に切り離せる光の利点を積極的に利用できるとうたっています。”とあり、光のメリットについても考慮されているところは、好感がもてます。




Qute HD

内部の写真を見ると、FPGAと思われるBGAのチップとメモリ(1.5秒分のバッファメモリか?)らしきチップと、パルスアレイDAC回路ぐらいでとてもシンプルな回路構成に見えます。
WTAフィルターを含みほとんどの論理回路はFPGAで構成していると思われます。

0 件のコメント:

コメントを投稿