2012年7月28日土曜日

Parrot Zik


ノイズキャンセリング、Bluetoothでコードレス、さらにiPhoneアプリでコントロールできるヘッドホン Parrot Zik  iPhone用には結構よさそうなのでポチってみました。
並行輸入なのかポイント入れると実質\30,000-弱で買えました。

Parrot Zik

Parrot Audio Suite(iPhone Apri)

関連リンク

2012年7月25日水曜日

MatrixSW LVDS-I2S_CLK基板

BuffaloII用LVDS-I2Sと対向するMatrixSW(DE0-nano)用のLVDS-I2S_CLK基板の構成を検討しています。
 基準クロックのCXOは、前述のとおりSi570。これをTIのCDCLVD110Aで分配する構成。

 CDCLVD11AをSi5368Si5369に変更することで接続図を書き換えていましたが、Digi-keyもMouserも扱いはあっても数十個ロットしか扱っておらず断念し、CDCLVD110Aに戻しました。

 LVDS-I2Sは今検討している筐体は10cm幅なので最大で4つまでしか並ばないため、これ以上必要になった場合は、拡張基板で対応する予定です。
 


MatrixSW LVDS-I2S_CLK基板


 PCソース再生時のMultiDAC構成

2012年7月21日土曜日

QLS-QA350 壊れた

QLS-QA350が壊れてしまったようです。
ケースから出していたのを、組み直して再生しようとしたら音が出ず。LCDの表示もなし。
CS8406がさわれないほど熱くなっていました。どうもラッチアップさせてしまったようです。

SPDIF出力はすでに殺してしまってあるので、CS8406は無くても問題ないため、外してみました。
LCD表示は出来るようになり、曲名の表示もできているようですが、音は相変わらず出ません。
SDカードアクセスは出来ていて再生開始していないっぽいので、CS8406の初期設定で、デバイス外したため応答なしで止まっているのか???
CS8406のパットは、外した時に結構はがれてしまったので、部品交換も無理そうです。orz

ジッタクリーナー+クロックマルチプライヤ Si5326 - Si5317から変更

BuffaloII用LVDS_I2Sおよびクロック基板ジッタクリーナーとしてSi5317 を選択していましたが、HDMI-I2Sケーブル収容に周波数選択(90.3168MHz/98.304MHz)信号とReset信号の2つを収容するのに難があるのが気になっていましたが、Pin制御であるSi5317からI2C制御(SPIも可)のSi5326に変更してHDMI-I2SケーブルにはI2Cに2本だけですむように変更しようと思います。


ジッタクリーナーとしての特性がSi5717の方が良いと勘違いしていましが、見直すと基本同じ特性だったことと、I2C制御になるのでその作りこみ分面倒になるのをきらっていましたが、Si5326のレジスタ設定値自体はDSPLLsimという設定ツールで生成してくれるので、それほど面倒でもなさそうです。逆にDSPLLsimを使わないと設定値が分からないレジスタも存在するようです。


DSPLLsim




Si5317の場合は入力クロックとして90.3168MHz/98.304MHzをHDMI-I2Sケーブルで伝送することが前提となりますが、Si5326はクロック逓倍機能もあるため、22.5792MHz/24.5760MHzまたはそれ以下のクロックを選択可能なので、22.5792MHz/24.5760MHzに変更します。
Si53xxシリーズの場合、90.3168MHzと98.304MHzの切り替え時、一旦出力停止するらしく、その切り替え時間も気になりますが、実際使って調整してみるしかなさそうです。


BuffaloII用LVDS-I2Sおよびクロック基板回路v2


上図が変更後のLVDS-I2Sおよびクロック基板の回路構成です。
変更点は、
・Si5317をSi5326にチェンジ
・HDMI-i2sケーブルの伝送クロックを22.5792MHz/24.5760MHz
・i2cのラインをSi5326にも接続
90.3168MHz/98.304MHz選択とResetラインおよびそのアイソレータの削除
 (クロック選択とリセットはi2cによるレジスタ制御に切り替え)
・予備でSi5326へBCKを引き込み


 Si5317とSi5326は同じパッケージでピン収容も共通性が高いので、パターンをどちらでも使えるようにすることも可能そうですが、結構面倒そうなので止めておくつもりです。

2012年7月16日月曜日

BuffaloII用LVDS_I2Sおよびクロック基板

ジッタクリーナー Si5317採用を反映してBuffaloII用のLVDS-I2S受信基板を見直ししました。


I2SのData/LRCK/BCKについては、従来と基本同じですが、FFを置いてSi5317でジッタクリーニングした90.3168MHz/98.304MHzでリタイミングすることにしました。
 Data/LRCK/BCKと90.3168MHz/98.304MHzの位相は、お気楽さんのジッタクリーナ基板のようにINC/DECピンを使って調整する方法もありますが、MatrixSW内のFPGAの内蔵PLLでData/LRCK/BCKの位相を変えて位相調整することを想定しています。理由は単純にハード規模およびMatrixSWとの信号線も増えないようにするためです。
 I2CもMatrixSW側から制御出来るようにI2CのアイソレータAUDM1250を介してES9108と接続。


 BuffaloII用LVDS-I2Sおよびクロック基板回路

Si5317については、モードピンによるハード設定ですが、調べた結果下記の設定にすることとして、上図の回路図に反映させました。
ほとんど固定値で良いのですが、90.3168MHz/98.304MHzの切り替えだけは必要になります。これはMatrixSW側から制御するため、HDMI信号のCECをその切替に割り当てます。ここで想定していなかったこととしてモード切り替えしたらリセットをアサートしてあげないといけないことがわかりましたが、HDMI端子がもう1ピン必要になってしまいました。余っているピンはHOTだけで、使えるかどうかイマイチ不安ですが、このピンをリセット信号に割り当てることにしまして、同じくMatrixSWから制御します。

Si5317 各ピンの処理

2012年7月14日土曜日

ジッタクリーナー Si5317

 BuffaloIIのSCKにはBCLKと同期した90.3168MHz/98.304MHzを入れるためCS2000 + CDCE913 の構成でHDMI(LVDS)で 22.5792MHz/24.576MHzクロックをとばし、CS2000でジッタクリーニングしてCDCE913で90.3168MHz/98.304MHzに逓倍してES9018のSCKに突っ込む予定でしたが、CXOをNZ2520SD 22.5792MHz/24.576MHzからSi590系にすることにしたので、90.3168MHz/98.304MHzが選べるようになり、90.3168MHz/98.304MHzを HDMI(LVDS) でとばしてジッタクリーナーできれいにするほうが、簡単でもしかするとこちらのほうが特性良いような気がします。

 ということで、ジッタクリーナーとしてSilicon Laboratories Si5317を使うように変更します。






 お気楽さんがジッタクリーナー基板で使われているので、いろいろと参考になりそうです。
 また、On Age Audioさんの試験では、CS2300よりSi5317の方が特性が良い結果が取れています。にしてもジッタクリーナなしのCaprice(ES9018)のほうが良い結果なのでES9018に適用についてはどうなることやらですが..


 元の案の方が、HDMI(LVDS)伝送区間のクロック周波数が1/4は低くできるところは有利ですが、BuffaloII側のチップ構成が、LVDSレシーバー⇒CS2000⇒CDCE913⇒ES9108と経由チップ点数が多くなり、CS2000とCDCE913の制御をI2Cでしてあげなければなりませんが、新案では、Si5317(LVDS受信可)⇒ES9018のみになり、制御はモードピン設定。90.3168MHz/98.304MHzの切り替えにより周波数レンジの指定を曲毎に制御して上げる必要があります。これについてはHDMIのCECピンが余っているのでこの線を利用してMatrixSW側から制御する予定です。


 ちなみに、Si5317の水晶は、AN591 CRYSTAL SELECTION FOR THE Si5315, Si5317 ...によれば、114.285 MHzのクリスタルが最も良いようで、逆に良くないのは、出力周波数と整数比の周波数のクリスタル(例:出力周波数 98.304MHz時に24.576MHzのクリスタル)とのことのようです。


 ES9018のSCKとBCKもこのケースに該当するかも知れないと最初は思っていて、SCKにBCKに同期したクロックをつっこむことは全く考えていなかったのですが、仕組みは全く異なるようで、SCKとBCKが同期関係にあれば、Lowestでも安定して動作できるとわかり、今では同期させる構成ですすめています。


 また、AN591にはリファレンスクロックが切れた時、Holdover動作として周波数を維持するには、TCXO、OCXOをクリスタル入力に適用するのが良いとありますが、これはリファレンスが切れない限り関係無いのでクリスタル入力にTCXO,OCXOを使うことを考える必要性は全くないはずです。


 ただし、基準CXOのSi590について、TCXOやOCXOに変更することによる効果は、考えられると思います。






 



2012年7月13日金曜日

Lynx Hilo - PCとDAC側クロックマスタでの光接続構成可能


 

前に取り上げたLynx Hilo - Reference A/D D/A Converter Systemですが、市販品ではあまりない、Lynx Hilo側がクロックマスタでPCと光接続のみ、すなわち電源、GNDをPCとアイソレートしての接続構成が取れる装置ということになります。


 USBでは、既に音質面でアドバンテージのあることで、一般的になったアシンクロナスモードに相当するDAC側のクロックで動作し、かつUSBのようにPC側の電源、GNDの影響を受けないという接続としては理想的方法と思っていますが、実際にこの構成が実現できる機種はあまりないように思います。
通常のDACでは、入力ポートは充実していても、デジタルアウトがまず無いことがその要因ですが、こいつはA/D D/A Converterなので、光出力も装備しています。

 ただしPC側に光IO(OutputだけでなくInputも)を持つAudioIFが必要になります。192kHz対応までとなるとRMEのFireface UCXBabyFaceHDSPe AIO。私も使っているRayDATなどで、RME以外で192kHz、176.4kHz対応可能なものは、以前調べた時はあまりなかったように思います。(価格が1ランク以上高いものはあったと思いますが)

 DAC自体も良いようですのでPCオーディオでより高音質を考えている方は、検討してみてはいかがでしょうか?

2012年7月9日月曜日

Enpirion EN6300 小型低ノイズDCDC

X-fest 2012 の”ザイリンクス 7 シリーズ FPGA の電源供給”のセッションで紹介されていたDCDCコンバータのうち、高精度、超高速応答のBellnex BSVシリーズは、近年のFPGAコア電源の電流変動に高速応答できる小型DCDCとして紹介されており、FPGAのコア電源には重宝しそうです。どうもスイッチングサイクルを電流急変動時には延ばすことで対処しているようです。これはDACのアナログ電源や、アンプに適用するのにも良さそうと思いましたが、如何せん出力電圧が3.3V未満のものしかなさそうで、とりあえず適用できそうもなし。


 もうひとつ、Enpirion のENシリーズは、小型、低ノイズで、FPGAのアナログ、高速トランシーバ、I/O用電源に最適と紹介されていました。こちらは小型で低ノイズが特徴で、インダクタを内蔵しています。リップルはEN6337で14mVp-pで、TDKのCC-Eシリーズよりは良いようなので、Si570TIのCDCLVD110Aの電源候補に入れてみます。

 EN6337

2012年7月7日土曜日

Si570

少し前にSi590を使うことにすると書きましたが、Si570など(Si514,Si598も)にするとI2Cでプログラムが必要になりますが、1つのCXOで所望の周波数を設定して発振させることが出来ていいんじゃないかと思い探してみると、Digi-keyには所望のものはないようですが、Mouserには在庫なしながらLVDS出力タイプのSI570NCA000830DGの扱いがありました。

コスト的には、Si590 4つ分ぐらいになるので微妙ですが、ボードの実装、引き回し的には1個の方がなにかと有利で、22.5792MHz  24.576MHz  45.1584MHz 49.152MHz 90.3168MHz  98.304MHz と試したい8種類の周波数をすべて作ることができます。


Si570 ブロック図
 
ちょっと調べてみましたが、I2Cの設定もなんとかなりそう。ということでMouserに発注してみました。

2012年7月5日木曜日

X-fest 2012

X-fest 2012に参加してきました。こちらに記事があります。

受講したのは、Zynq関係に重点をおいて下記にしました。


  • 基調講演: ASICからの独立記念日 ザイリンクス 社長 サム・ローガン
  • Zynq™-7000 エクステンシブ プロセッシング プラットフォームの紹介 ザイリンクス
  • ARM® Zynq-7000 のためのソフトウェア開発 アヴネット ジャパン/ソフィアシステムズ
  • Zynq 7000 の実際の使用例: ローコスト ZED の調査 アヴネット ジャパン
  • ザイリンクス 7 シリーズ FPGA の電源供給 ベルニクス/アヴネット ジャパン
  • Zynq-7000を活用するためのマルチコアプロセッサ用リアルタイムOS イーソル 


 Zynqおよびそれを取り巻くツール群の説明、ZedBoardの概要が主で、実際の開発の方法についての解説は基本的にありません。
 Zynqのアーキテクチャと、どんなツールがあり、それぞれの役割分担的なもの、おおよその開発手順はなんとなくわかりました。
 ISE Wabpack(7月にリリース予定の最新版から)で、一応すべての開発は可能で、デバイスロックはされているとはいえChipScopeも使えるとのこと。

   ZedBoard


 ARM Dual Cortex-A9とはいえ、Standalone(OSなし)でも使えるようです。Standaloneなら、いろいろ調べたり、試したりしながらなんとか動かすことぐらいはできそうな気がしてきました。
 まあ、普通にきちんと使うにはSMPをサポートしたLinux等を載せる必要がありそうですが、どのLinuxが対応しているか、実際にポーティングする方法等は特に説明なく、把握していません。

  ZedBoardは、受注は開始しているようですが、実際に入手出来るのは8月中旬以降になるようです。実物にLinuxを載せてデモしていましたが、意外と大きいです。

 特に用途がはっきりしているわけではないですが、覚えておくと役に立つと期待して、購入申し込んでみました。
 


2012年7月3日火曜日

Echo Express - Thunderbolt Expansion Chassis

Echo Express および Echo Express Pro を使うとThunderbolt で Lynx AES16e や、RME のHDSPe AESなどのPCIeタイプのAudio Interface Card が収容できるようです。










Echo Express Pro  799.00ドル、 Echo Express 599.00ドルと結構高価なのがネック。現在Macのみの対応のようですが、WindowsPCのサポートが広まると価格帯もこなれてくると期待します。



2012年7月1日日曜日

HA-FXD80-Z

 評判がよいようなので、HA-FXD80-Zを買ってみました。


HA-FXD80-Z


まだバランスが悪く高音がきつい感じで、エージングが必要なようです。
しばらくしたらバランス化しようと思います。