パターンを調べると下図のようになっているようです。
当初dsPIC33FJ12からは、2系統別々にI2S信号が出ているのではと予想していましたが、1系統しか出しておらず、I2S信号の出力ピンと想定していたピンとは別のピンから出ていました。
33ΩのダンピングがCS8406 とWM8740へのルートへ個別に入っています。BCLKに関しては何故か77pinと78pinに導通があります。これについては調べていません。
下図のようにCS8406へのダンピングの出力側からジャンパーで引き出し、CS8406へのパターンはダンピング近傍でカットするのが良さそうです。
これでSPDIFは使えなくなりますが、HAP出力は活かせたままになり、波形の歪が最も軽い引出し方法になると思います。
I2S信号の回路構成
R34-37はモジュール抵抗で対応は不明
ジャンパーで引出し、BuffaloIIと接続して音出しの確認をしてみました。
カットはまだしていません。
音が出ることは確認できました。I2Sの信号は以前調査したQA550と同じはずなので波形採取はしていませんが、LJ,RJではない、いわゆるI2Sフォーマットです。
I2S信号引出し(基板表面)
紺:GND(C7のGND設置側) 黄:BCLK(R6出力側) 橙:DATA(R7出力側)
I2S信号引出し(基板裏面)
紫:LRCLK (R31出力側)
BuffaloIIへ接続して確認
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