2012年3月21日水曜日

ぺるけ式FET差動バランス型ヘッドホンアンプ_モバイル版12

動作確認をようやく始めました。
最初、音が全く出ず、電源を落とすとコンデンサに蓄えられた電荷で何故か鳴るという状態。
何がなんだかわからない状態で、各所の電圧を測り以前作成したCQ出版附属基板を利用したFET差動バランス型ヘッドフォンアンプと比較して、FETのGateとDrainがテレコなことを発見。
今回はライブラリ登録を慎重にしたのですが、テレコに...

DesignSparkのライブラリ登録は間違えていないはずなのですが、レイアウトに呼び出さているシンボルはたしかにテレコに!!! なんでだろ???

しかたなく、FETの足を調整して取り付け直したら、音が出るようになりました。

ぺるけ式FET差動バランス型ヘッドホンアンプ

 しかし、まだ過放電防止の方がうまく動作しません。
 電源SW ONしただけでは電源が入らず、ショートSWを押すと電源が入るところは期待通りですが、一旦電源が立ち上がった後、電圧を下げても一向にOFFになりません。半固定ボリュームを最小から最大どちらに変えても変化ありません。なんでだろ?

 現状は、とりあえず過放電防止をパスして実装してある状態です。

3 件のコメント:

  1. 過放電防止回路ですが…

    220kΩ、10kΩトリマ、10kΩで、VCCを分圧して、Trのベースに与える電圧が0.6V(VBEの電圧)を下回ると、Trがオフになって、FETがオフになるという仕組みです。なので、VCCが高い場合ここらの抵抗を変える必要が…

    合成抵抗が 240kΩで、15Vとすると、220kに13.75V、10kに0.625Vづつかかるので、トリマの下限まで持って行ってもVBEを下回れず、Trがオフになりません。トリマをもうちょっと抵抗の高いものに変えるか、10kをもう少し抵抗の低いものに変えるか、220kをもうちょっと抵抗の高いものに変えるのがイイと思います。(10K+10Kトリマを20Kトリマに変えるとか…)

    VCCが6Vなら定数まんまでイイです。

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  2. あれれ、そうなんですが... オリジナルのこばさんの wakwak 山歩きの定数も同じで、入力8~40Vになっていたので、このままの定数値で良いものだと思っていました。

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  3. うちは最初まんま作って動かず、で10k→1kに変更したら上手く動いているようです。

    40Vだと、40V/240k*10k=1.67Vくらいになっちゃうので、エミッタに抵抗いれてやるとかしないとダメっぽい気が…

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