2011年3月8日火曜日

Buffalo IIのバランス出力IV変換回路

  FET差動バランス型ヘッドホンアンプと接続するIV変換回路として前から入手済みで部品も一応集約済みのFujiwaraさんのディスクリIVを使用するつもりでしたが、OPアンプ回路が不勉強のためバランス出力とするとそのまま使用できるのかどうかよくわからない。どう考えればよいのかわからない状態です。
 
 少なくとも次の2つの点をクリアしなければならないことは間違いなさそうです。
  •  ローパスフィルタが差動合成を行う後段側になっているので差動合成段を外すとフィルタを追加する必要がある。
  •  ES9018の出力はDCオフセットがある。
 このブログへのアドバイスのコメント等を参考に、結局ESSのサンプル回路の構成をディスクリIVに適用する方向で考えることにしました。
 
 下記がその回路構成になります。


 赤:Jumperまたは追加部品      .
青:定数変更              .      
グレイ:アンマウント、未使用パターン
×:パターンカット             .

ディスクリIVをベースにしたIV変換回路

 パターンはディスクリIVの基板をなるべく生かし、バランス出力とするため差動合成用のOPアンプ周辺はアンマウントとし、抵抗、コンデンサの定数はESSのサンプル回路に合わせる形にしてみました。
 DCオフセットは、ESSのサンプル回路では、OPアンプの+入力にVREF接続なっているので、+15VとGND間の抵抗分圧で1.65Vを生成して接続することで回避しようと思います。(本当はES9018用3.3Vの方が良いと思いますが配線が増えるので回避。図の抵抗値は暫定値)

 IV変換兼ローパスフィルタの回路構成(だと思うのですが)はWebで少し調べてみましたが、ESSの推奨回路と同じ構成のものは見つけられずで、カットオフ周波数とかよくわかりません。ゆくゆくは理解していきたいところですが、まあ推奨値のローパスフィルタ値ということで...
 
 何か改良点や間違いがあればご指摘お願いします。

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