2013年10月28日月曜日

SONY HAP-Z1ES のDACはカスタムチップ? 2

 SONYの専門スタッフが說明されるとのことなので、アバック横浜店のSONY ハイレゾHDDプレーヤー「HAP-Z1ES」発売記念試聴&商談会!に行ってきました。

 詳しいことは、説明に来られた方もわからないようでしたが、既存のDACチップではなく独自の回路でアナログFIRを組まれているとのことでした。

ジャケット写真や曲名を自動でネットから拾ってくるgracenote対応やスマートフォンやタブレット端末で操作ができる、"HDD Audio Remote”がもたつきなくスクロールするなど使い勝手の面もよさそうです。ただしgracenoteが使えるのはWAVファイルのみでDSDやFLACは対応しないとのことです。また、SONY HAP-Z1ESのHDDは、PC等からも普通に見えるので、NAS的にも使えるそうです。

 内蔵HDDが故障した場合は使えなくなるそうで、その場合は修理に出すしかなさそうでした。この点、HDDの寿命からすると改善してもらいたいところです。



 内部写真がなかなか出てきませんが、こちらのSONYのサイトに下記の写真が掲載されています。
 DSPはAnalog Devicesの高性能な32ビット浮動小数点DSP SHARC®プロセッサのようです。ということでAV Watchの記事にある専用オーディオICはDSPを内蔵しているようなチップではない可能性が高そうです。アナログFIRフィルタのことを指している可能性も否定はできません。

SHARCプロセッサ

 アバックの試聴会参加者特典で、現状最低価格?で購入できるので、購入も検討中です。

 

2013年10月15日火曜日

ES9018S DAC基板 基板到チャコ

 ES9018 DACの各基板(合計6種類)がようやく届きました。

 Main基板のVia間が近すぎでNGだったため修正して再提出したので余計に時間がかかりました。FusionPCBでは、以前とは異なりメール添付では受け付けてくれず、Web上から再Uploadせよとのことでしたが、どうやってUploadするのか分からず、何度か問い合わせしてようやくUploadできようになったこともありさらに余計に時間がかかりました。


ES9018S DAC Main基板 A面

ES9018S DAC Main基板 B面

再提出の際、裏面はリフローではなく手半田になるので、チップコンデンサのPadを大きめに修正しました。


ES9018S DAC  FPGA IO基板(左) Digital Power基板(右) A面



ES9018S DAC FPGA IO基板(左) Digital Power基板(右) B面

 FPGA IO基板を下側、Digital Power基板を上側にして重ねて実質4層基板となります。DE0-nanoの上に乗せ、さらにその上にES9018S DAC Main基板を乗せます。
 FIFO-Clock Isolation Boardを真似てFPGA電源動作部との間のアイソレータにはスリットを入れてみました。図面どおりちゃんとスリットを入れてくれています。
 


 
ES9018S DAC Analog Power A基板(左) Analog Power B基板(右) A面



ES9018S DAC Analog Power A基板(左) Analog Power B基板(右) B面

こちらもAnalog Power A基板を上側 Analog Power B基板を下側にして重ねて実質4層基板となります。
 ES9018S DAC Main基板の上側に乗せます。ES918Sが隠れるのはしのびないので、ES9018Sが見えるように切りかけを入れてあります。

ES9018S DAC Clock Power基板 A面

ES9018S DAC Clock Power基板 B面


 こちらはSi5328とCXO用の電源基板でES9018S DAC Main基板のSi5328の下あたりに重ねます。


 とりあえずDAC基板としてではなく、ES9018S DAC Main基板の左半分のクロックセクションとFPGA IO基板とClock Power基板の3枚のみでSi5328とI2Sの供給だけ動作させて、失敗したT46/ES9018用CLKおよびI2S基板の代用としてHTPC T46/ES9018v3 -SVに組み込めるようにしようと思います。