2010年11月25日木曜日

CAPRICE-I2S(Fidelix)購入

 遅ればせながらCAPRICE-I2S 楽天Joshinで購入しました。きっと発送は来年でしょう...
  エントリー&買いまわりで全ショップポイント最大10倍 ケータイ限定!全ショップエントリーでポイント3倍などで10%以上ポイント付与されるので、多分CAPRICEを一番安く購入する手段ではないかと思います。
 ちなみに、I2SはFidelixで後で追加してくれるそうですが、購入時I2S付加より8400円アップするそうです。

2010年11月24日水曜日

SCC-01発売記念試聴会

 横浜ベイサイドネットで行われたSSC-01(デジタルチャンデバ+音場補正ソフト)の発売記念試聴会に参加してきました。横浜ベイサイドネットへは初めて足を運びました。

 お名前をわすれてしまいましたが、設計者の方が構造や使い方などを比較視聴を交えながら説明してくれ、大分その内容が分かってきました。オーディオ趣味が高じて、既存のハードウェアのチャネルデバイダに不満を感じて作ってしまったそうで、お話を聞く限りお一人で開発したように感じました。




 今使っているSamplitude+ARCと実現できることにはそれほど大差はないのは間違いなさそうですが、専用ソフトであるため操作性は断然よさそう。
 チャネルデバイダについては、FIRフィルタのタップ数が多分細かい(Samplitude付属のFIRフィルタのタップ数不明だが多分2000-4000タップぐらい、SSC-01はタップ数が約65000 タップで演算制度が64 ビット倍精度浮動小数点演算)、スロープは6dBから120dBぐらいまでで選択可能。
 補正もARCは試聴位置での補正(ただし複数ポイントでサンプル)に対し、SSC-01はスピーカーの補正と、試聴位置での補正の2段階補正で精度良く補正できそう。
 
 マイナーバージョンアップやOS対応もするつもりとのことで、サポートも心配なさそうです。

 音場補正については、無しの方がパッと聴きは艶がある感じで、有りにするとおとなしいがすっきりした感じに聴こえました。

 なかなか良さそうなので、買おうかなという気になってきました。2ヶ月間は製品版の全機能がトライアルで使えるとのことなので試していきたいと思います。とりあえずv1.1.2インストールして見ましたが(写真)再生できましたが、カットオフの周波数等操作できません???


2010年11月23日火曜日

RME TotalMix + Samplitude + PlayerSoft

RMEのAudioインタフェースの場合、TotalMixを使うことで複数のアプリとインタフェースを取ることができます。
あまりこのことを取り上げている記事を見たことが無いので紹介しておきます。

SamplitudeなどのDAWソフトのほうが音が良いという記事は良く見かけますが、実際DAWでの再生は、ファイルの指定、再生が面倒です。
そこでFoobar2000などのASIO対応Playerで再生させて、それをSamplitudeなどのDAWソフトに流しこみ、DACへの出力はSamplitudeなどのDAWから行うという方法がとれます。ビットパーフェクトで出力するPlayerであれば、SamplitudeなどのDAWで再生するのと等価の処理となると思います。(未確認で、本当に再生音がSamllitudeで再生した音となるかはわかりません)


図の例では、A13,A14にfoober2000をアサインして、それをループバックさせてA13,A14入力としてSamplitudeに接続しています。下のA13,A14が赤くなっているのがループバック設定になっていることを示します。SamplitudeではA13,A14入力をA1,A2(Low)、A3,A4(High)のDAC用出力ポートへ出力しています。RMEのスタッフブログにループバック方法についての記事があります。

                 RME TotalMix + Samplitude11 + foobar2000

私の場合、Samplitudeをチャネルデバイダーとして使用しているので、これができることが必須に近いですが、DAWで再生を考えている方一考されてみては。


2010年11月21日日曜日

embedお試し 「Pachubeを使って温度センサの値を記録しよう!」

 温度センサ頂いたので、embedのお試しとして、「Pachubeを使って温度センサの値を記録しよう!」をそのまま(と言ってもセンサは1つだけ)、実行してみました。
 Pachubeサイトへの接続は、なんの問題もなくあっさり接続できました。が、またまた接続ミスして、mbedの上下見誤り、センサ端子をVCCにつなげる失態を犯し、100度を超える変な温度表示をだしたまましばらくそのまま動かしてしまい、気づいたときは壊したかとヒヤヒヤしましたが、embedも温度センサも大丈夫だったようです。






 プログラムを触ったわけではないので、まだ断定するのは早急ですが、ネット経由の制御が比較的簡単にできそうで、PCからMultiDAC制御することもできそうな気がしてきました。と言っても電気的な接続は回避する前提で..

2010年11月20日土曜日

MTM6で☆StarBoard Orange Get

MTM6に行って☆StarBoard OrangeをGetしてきました。

きばん本舗さんで☆StarBoard Orange完成品をゲットし、GPS Laboさんでアクリルボードキットを購入。mbed自体は既に到着済み。


  mbed と ☆StarBoard Orange  アクリルボード(小)付き



CuBeat Systemsさんのデモの説明を聞いて、温度センサをプレゼントしてもらいました。どうもありがとうございます。




風邪ひきなのでmbed関連のエリアを中心に後はちょろっと見ただけで早々に退散しました。

☆StarBoard Orange "StarBoard"というのは船の右舷側を指す呼称であるが、☆が一緒についているから右舷を表すStarBoardを何かに掛けているわけでは無いのかな?

2010年11月15日月曜日

mbed NXP LPC1768購入

mbed NXP LPC1768とその他SMAコネクタ、ケーブルなどちょろちょろ、秋月にオーダーしました。
Twiiterでその存在を知り、とにかく簡単そうなので、プログラムはFPGAソフトコアプロセッサのNiosIIを使うつもりでしたが、大概のことはmbedのほうが簡単そうです。
どう組み込むかは、試しに使って考えていきたいと思います。
☆board Orangeも検討中。Make: Tokyo Meeting 06で展示即売らしいので行ってみるかな?

2010年11月12日金曜日

PCオーディオの理想型


  ①(DAC)同期クロックソースは、DAC側の22.5792MHz CXO
  ②(DAC)SDPIF 光でPC側にクロックを搬送
  ③(PC)受信SPDIFからクロック成分をリカバリ(CDR)
  ④(PC)Playserソフト=>ASIOドライバ=>Audioインタフェースは、リカバリしたクロックで動作
  ⑤(PC)PCからSPDIFでDACで送信
  ⑥(DAC)SPDIFからPCMデータとともにクロック成分をリカバリ(CDR)
  ⑦(DAC)Elastic Bufferに受信したClockで書き込み
  ⑧(DAC)Elastic Bufferから22.5792MHz CXO clockで読み出し
  ⑨(DAC)DAC ChipのMCKは22.5792MHz CXOを供給

巷ては、PCオーディオの音質についていろいろな情報が飛び交っています。tad with TIMEDOMAIN さんの記事にもその一例が並べられています。
私の考えるPCオーディオのひとつの理想型をとれば、このほとんどを無視できるのではないかと考えています。
 
 要点は、次の2点のみだと思います。(ただしデジタルデータはビットパーファクトであることが前提)

  1.  クロックは、低ジッタの品質の良いものをDACチップに供給する
  2.  PCの電源ノイズをDACチップ以降のアナログ段に伝えない

1.を実現するには、DAC側になるべく短距離かつクロックの電源に気を使い基準クロックを実装すること。
2.を実現するには、PCとは光で接続することにより、PCとの電源と完全にアイソレートすること。

 デジタル区間、つまりPC内部とPCからDACのDAIまでは、ジッタがひどかろうが、電源がひどかろうが、ビットエラーが発生するほどでなければ、なんの問題もないはずです。デジタル信号というものはそういう性質です。これらが影響するのは、DACのDA変換時とその後段のアナログ部以降のはずです。

現在主流となりつつある(既になっていると思うが)USBは、アシンクロナスモードで、DAC側に基準クロックを置くことを実現していますが、電源のアイソレートができません。しかもFidelixさんの記事によれば、USBは特にあまり良くない模様。
SPDIF接続では、PC側のクロックで動作させることになる。(WordClockポートがPC側とDAC側両方にあれば回避可能。しかし一般にWordClock装置は高いし、サポートするDACも限られる。)


1.2.両方を比較的低コストで実現には、SPDIFの送信/受信両ポートを持ったオーディオインタフェースを用意し、PC側のクロックリファレンスをSPDIF受信ポートとする。DAC側に通常は必要のないSPDIF送信ポートを設け、基準クロックをPCに伝える目的で出力させる(SPDIF出力についてはジッタは気にしなくて良い)。
これが実現できていれば、あとはPCについてはほとんど何も気にしなくても良く、DAC以降のオーディオ装置に注力すれば良いと考えています。この考えを前提に、マルチチャネルDACの構成を作成しています。

 SPDIFを持つオーディをインタフェースは、DTM向けが主流になりますが、RMEのFF400を始めかなり多く出回っています(192kHz対応は限られます)。XONAR D2Xなど比較的安価なオーディオカードでも対応しています。

 しかしDAC側となると、皆無かもしれません(FF400などをDACのとして用いれば別)。PCオーディオ向けDACを開発するなら、低ジッタクロックとSPDIF出力を装備したDACとして、これをアピールすれば、もしかするとヒットするかもしれないと思うのですが、どこか企画しないものですかね…
 

2010年11月9日火曜日

SDRAMメモリーバッファーモード追加

 現在、MultiDACのCXOを基準に96kHz固定で運用していますが、Pioneer DV-610AV=>DN-HDMI4000AS=>RME RayDATで88.2kHz 24bitの場合は、特に違和感なく聴けていたので、てっきりRME RayDATにてSRCしてくれていると思っていましたが、BDP-S370=>DN-HDMI4000AS=>RayDATの176.4kHz24bitで常時ノイズがのっており、88.2kHz時だと分かりにくいだけでスリップ起きまくりで再生していたものと推測されます。バカ耳露呈です。
 実際96kHz再生でMultiDACは48kHz動作とかならなんの問題もなく再生してしまいますので、再生レートが異なっていても注意深く聴いていないと気がつかないことはありえます。しかし88.2kHzと96kHzでも気がつかないかは.....
 このままでは、BDP-S370=>DN-HDMI4000ASルートで176.4kHz24bit再生が困難のため、ElectrArtさんのSDRAMメモリーDAI fujiwaraさんのメモリーバッファーDAIに相当する機能の追加を優先したいと思います。

 一番の課題は、SPDIF(TOS)の176.4kHz受けです。TORX142を所持していれば問題なしですが、既に生産中止で入手は困難。 Matrix-mini-iを始め、192kHz TOSをサポートするDACはいくつかは見られるので、どこかのメーカでは192kHz対応品を供給しているものとは思いますが、Web上ではそのような部品は見かけることができません。なぜでしょう?? 誰か知っている方ぜひ教えてください!!

 以前に書いたように、TORX1701は、規格が異なりTOTX172などの最小送信レベルより最小受光レベルが高いので正常に受信できない可能性が高いですが、TORX1701で受信できるか実験して、うまく受信できるようなら、この構成で行きたいと思います。
 
 次はIO&クロック基板を作成することとしていましたが、寄り道ばかりでなかなか進みません。とにかくTORX1701が使えるかどうかで回路構成を変える必要があるし、BDP-S370=>DN-HDMI4000ASで再生できないままとなるので、目下の優先事項とします。

再生構成は、下図のようになります。


 
 CXOは、22.5792MHz として、全区間176.4kHz 24bit(sampltitude内は32bit)処理。
 22.5792MHz CXOは、 NZ2520SD - 22.579200M - NSA3449C(日本電波工業)は入手済ですが小さいので壊す恐れ大なので、別に確保する予定です。しかし24.5760MHzは比較的入手容易ですが、22.579200M のCXOはあまり扱っているところが無いですね。

 SDRAMまでは、BDP-S370が源振の176.4kHz、それ以降は、MultiDACの22.5792MHz CXO源振の176.4kHz動作になります。(正確にはSDRAMアクセスは50MHzzCXOから生成した100MHz動作)

 最終的には、5.1ch対応、無音区間でバッファ残量調整等を入れたいですが、まずは2ch専用で、単に一定量蓄積したら読み出しを開始する単純な機能をつくり込みます。
 うまくいくようであれば、22.5792MHz と24.5760MHz CXOを切替られるようにします。

2010年11月7日日曜日

PC ケースfan交換とRME RayDAT

ちょっとうるさいのでAudio用PC(Core i5自作、ケースはSilverStone SST-GD04S)のケースFAN3個をオウルテックOWL-FY1225L(WH)に交換してみました。ネジが切ってなくて無理やりプラスチックの本体のネジ穴にねじ込むタイプで、ねじがほとんどバカになってしまい結構大変でした。

1,400rpm 29dBですが、うるさいのはCPUファンなのか、交換してもやはり結構うるさく効果は限定的のようです。写真のようにLEDで白く光ります。普通の光らない方がやはりよかったです。
ケースファンはもっと回転数の低いもの、CPUファンももっとうるさくないのを探さないと...

 ケースを開けたついでに、RayDATの写真をとり、主要部品を調べてみました。
 RayDATは、本体カードと拡張カードにわかれています。拡張カードはインタフェース回路しか搭載されていません。

主な部品は、Xilinx Spartan-3E FPGA XC3S1200E、 PCI-Express Bridge NXP PX1011B 、8Mbit Flash S29AL008D70TFI020 とTOSの送受信モジュールぐらいです。見落としているのかもしれませんが、CXOは50.000MHzが一個だけに見えます。11.2896MHz系も12.2880MHz 系もこのCXOから作っているか??? FPGAと50MHz CXOだけでSteadyClockによる高性能ジッター抑制機能を実現しているなら結構すごいことだと思います。きっと... ほんとどうやっているのだろう...


搭載されているFPGAをDE0と比較すると、

FPGA            XC3S1200E    EP3C16
Logic Cells     19,512cell        15,408element
RAM             504Kbit           504Kbit
Multipliers      28                    56

メーカが異なり、デバイスアーキテクチャが異なるため、単純に比較できませんが、DE0搭載のEP3C16よりやや大きいぐらいのFPGAになると思います。

部品代だけなら¥12,000程度のDE0のほうがお金がかかっていると言えそうなぐらいです。
いくらなんでもボッタクリ過ぎと言いたくなります。

2010年11月6日土曜日

AudioGateフリー・ダウンロード化

コルグのAudioGateがフリーダウンロード化されるようですね。
AV Watch
Korg

Twitterアカウント登録とネット接続状態が条件となりますが、特に問題なし。
とりあえずTwitterアカウント登録済ませました。
チャンデバするには、今のところPCM化が必須なので役に立つかも....

2010年11月3日水曜日

Pure Rhythm 96MHz入手

 BuffaroII ES9018動作クロック用に、FidelixさんのPure Rhythm 96MHz入手しました。

















 3つのBuffaroIIに1個づつおごるのはつらいので、クロックドライバを挟んで、1つで分配供給するつもりです。

 中川さんには、インピーダンスマッチングしないと波形がくずれるからやめておいたほうが良いとアドバイスを受けていますが、とりあえず挑戦してみます。


 クロックドライバ⇒ES9018間は50Ω同軸で飛ばすことを考えています。LVDS差動にすることも考えましたが、大体40-60mmぐらいの伝送になるよていなので、LVDS⇒LVCMOS変換ドライバが入らない方が良いのではと考えています。

 3.3Vだと正常に発振しない可能性があるとのことでしたが、見た目振幅は小さくなりますが、発振はきちんとしているようです。

下図は、5V動作時の波形 振幅は1.22V程度。





















 






 

TDS460A オシロ入手

Tektronix TDS 460A 中古をYahooオークションで入手しました。
周波数帯域:400MHz 最高サンプルレート:100MS/s




 








初期診断で1件NGが出てますが、普通に測定出来ていそうです。


FFT測定ができるとカタログにあったので期待していましたが、オプションでこのマシンには残念ながら付いていませんでした。

これで大概の測定には不自由しないですみそうです。

構成案見直し

 コントローラをNEEKに変更したことに伴い、いくつか見直しをしました。
 変更後の内容は、"システム構成"のページにアップしています。

 主な変更
  1.  コントローラ変更 LPRP=>NEEK(NiosII Embedded Evaluation Kit)
  2. コントローラ⇔DAC Matrix間インタフェースをHDMIケーブルから光(TOTX/TORX1701)に変更
  3. BDP-S370=>DN-HDMI4000AS=>DAC Matrix 176kHz化に対応するためTORX1701採用
  4. デジタルフィルタのFPGA実装
  5. DSD Matrixをスリム化
1.はLPRPが入手不可能なためと、デジタルフィルタの実験用として。
3.はやはり光で接続としておきたいのでTORX1701(F)を検討してみることに。ただしTOTX147などのオーディオ用TOSの最小光送信レベルより最小受光レベルが高いので受信できない可能性があります。またデータレートが20M~125Mbit/sとなっているためサンプリングレート96kHzが受信できない可能性もあります。(一応メーカ問い合わせ回答では、保証はしないが10Mbit/s台も可能と考えるとのこと)。
2.はNEEKだと消費電力が増加しHDMIケーブルで供給だと容量が心配なので、ACアダプタ給電に変更することとし、そうなると光接続のほうが良いであろうということと、2.の実験用として購入して、OKでもNGでも使いまわそうという目論見で。 光とした場合、HDMIだとケーブル1本で4対のLVDL差動転送ができていたのを送受2対でまかなうため、転送レートを2倍化。 クロック転送で1本占有できないため同期クロックの転送をデータ用ラインで考えなければなりませんが、なんとかなる予定です。だめならCDR導入か別線転送を考えます。