2011年3月4日金曜日

SDメモリカードプレイヤー機能の実装2

 SDカードプレイヤーの構成案ですが、AlteraのDMAコントローラIPを使うことで処理性能を確保する案を考えていましたが、少し見直してAlteraのDMAコントローラIPは使わず、独自ハード処理でSDカードの読出しからES転送まで実施してしまおうと思います(ES読出し以降は既存回路)。

 結局独自にDMAコントローラを起こすようなものですが、そのほうが構成が幾分シンプルになり、AlteraのDMAコントローラIPを使う場合でもSPIインタフェース回路を作らなければならず、またソフトによるDMA制御プログラムが省けるので、トータル設計量はあまり変わらないか逆にDMAコントローラを使ってトラブった場合よりは少ないと思います。
 

SDカードプレイヤーの構成案

 SPI制御も、まだ調査不足ですが、基本的には固定サイズのリードアクセスだけできれば事足りるのではないかと思われ、サポートを要するコマンドもそうなればシングルブロックリード(場合によりマルチブロックリードのほうが良いかもしれません)のみで済ませられる可能性が高そうです。

 FATファイルシステム管理や、曲ファイルの管理、512バイト転送契機の監視と起動といったところがソフト処理となります。
 SDカード実装直後のマウント処理後は、512バイト周期の起動処理+α ぐらいとなるのでNiosII/eへの処理負荷はほとんど無くなり稼働率数%台になるはずです。

0 件のコメント:

コメントを投稿