KEF LS50をSSC-Xのフルレンジモードで、スピーカー補正、視聴位置補正してみました。
マイクは、
IK Multimedia ARCに付属していたコンデンサー・マイク。
tc electronic konnekt24Dを88.4kHzサンプリングに設定して測定しています。
スピーカー特性測定のセッティング
手順など間違っているかもしれませんが、次の手順で測定&補正しました。
1.スピーカー特性の測定
Measurement_sub_windowを開き、測定レンジを10Hzから40kHzに設定して、測定スタート。最大値が0dBになるように何度か測りなおして測定。左右各々測定
Measurement_sub_window
スピーカー特性の測定結果(Left)
スピーカー特性の測定結果(right)
2.スピーカー特性測定値を元に、スピーカー補正の設定
Speaker_Correction_Utilityを開き、補正する周波数レンジと基準となるレベルと基準レベルに減衰する量の上限と、基準レベルに増幅する量の下限を設定(青のエリア)を設定して”Apply"
Speaker_Correction_Utilityで補正範囲を指定
Speaker_Correctionの補正カーブ(left)
Speaker_Correctionの補正カーブ(right)
3.視聴位置にマイクを設置して視聴位置の特性測定
また、Measurement_sub_windowを開き、視聴位置での特性測定を実施。
スピーカー補正ありとなしの2パターンで測定
視聴位置特性の測定結果(left Speaker Correction = Off)
視聴位置特性の測定結果(right Speaker Correction = Off)
視聴位置特性の測定結果(left Speaker Correction = On)
視聴位置特性の測定結果(right Speaker Correction = On)
4.視聴位置特性測定値を元に、ルーム補正の設定
Room_Correction_Utilityを開き、補正する周波数レンジと基準となるレベルと基準レベルに減衰する量の上限と、基準レベルに増幅する量の下限を設定(青のエリア)を設定して”Apply"
Speaker Correction = Onでの測定結果を用いました。
Room_Correction_Utilityで補正範囲を指定
Room_Correctionの補正カーブ(left)
Room_Correctionの補正カーブ(right)
5.Speaker Correction and Room Correction補正時の視聴位置特性測定値
周波数特性は、かなりフラットになっています。
Speaker Correction と Room Correctionは個別にON/Off出来るためOffからOnにしてみると、Offのときよりはっきりとした音になります。