TIより
LMK04826B/
LMK04828Bという新しいクロックジッタクリーナーが出ています。LMK04828Bに関しては
Mouserで1個から購入することができます。
TIといってもTIに買収された元National Semiconductor社の製品のLMK04000シリーズとしていくつかの品種があり、その新製品にあたるもののようです。
LMK04816では123 fs RMS jitter (100 Hz to 20 MHz)がLMK04828Bでは、91 fs RMS jitter (100 Hz to 20 MHz)に改善されています。
使いこなすには、かなり調べあげル必要がありそうですが、Si5326の有力な対抗馬になりそうです。
LMK0482xBブロック図
・入力ポート:最大3port (Si5326は2port)
・出力ポート:最大14port(Si5326は2port)
・安い :¥1,726(Si5326は¥3,362~)(Mouser実勢価格)
・ジッタ特性が良い?
64-pin QFN (9.0 x 9.0 mm)でSi5326の32-pin QFN (6.0 x 6.0 mm)より大きいですが、別にクロックドライバを必要としないのでかえって良いですが、外部フィルタが必要となります。
どちらもLVDS,LVCMOS対応しており、この点は問題なしです。
PLL2に外部VCOを使うこともでき、この仕組を使うとCXOを外部VCOとして接続するとジッタクリーナとしてではなくCXOのクロックドライバとしても使えそうなので、切り替えて比較することもできそうです。
話は変わりますが、今日は、Windows Home ServerのHDDが1台壊れて、各共有フォルダのステータスが黄色に変わり、ファイルにも正しくアクセスできなくなってしまったため、HDDを差替えました。
壊れたHDD(1TB)を抜き、代わりに新しいHDD(2TB)を入れてDickManegment画面で追加し、壊れたHDDをサーバーの記憶域画面で削除したら、削除処理が始まり数時間コンソールが使えない状態になり、その後はWHSコンソールウインドも切れて、再ログインも出来ない状態に。手順が正しいのかも不安でヒヤヒヤもんでしたが、そのうちコンソール画面も開けるようになり、各共有フォルダも正常に戻りました。
Windows Home Serverは、共有フォルダ毎に複製するオプションが選択でき、複製を設定しておけばHDDが故障しても、交換後自動的にデータを復旧できるので、RAIDよりは便利で安心です。
Windows Home Serverは2011を最後になくなってしまいましたが、割りと良いと思うので残念です。