2011年9月30日金曜日

HQ Player次期バージョンでdCS方式DSDネイティブ出力サポート

 Music TO GO!さんがTwitteraudiophileにて"HQ Playerの開発者が次のバージョンでdCS方式のDSDネイティブ出力をサポートしたい"との書き込みについてつぶやいておられるのを見ました。


 ということは、もしかして次期HQ PlayerでDSD再生ですれば既存のUSB DDC/DACのI2SにもDSDが出力できるということかも!?
 そうであれば、たとえばMUSILAND Monitor 03 USのI2SにもDSD信号を出せることになります。そうなればラッキーなのですが....



 




 

2011年9月27日火曜日

MYTEK DIGITAL STEREO192-DSD DAC

 DSDを直接再生可能なDACが、もう一つありました。 といってもすでにMusic TO GO!さんで2010年11月10日には、出るらしいという記事があります。

MYTEK DIGITAL STEREO192-DSD DAC、3つのバリエーションがあるようです。リンク先では、$1,435とあり、HP-8Aの価格次第ではこちらの方が安い可能性があります。

MYTEKのサイトではまだ掲載されていないようですが、マニュアルはアップされています。



MYTEK DIGITAL STEREO192-DSD DAC


3つのバリエーションの差分は下記のみのようです。
 Black Preamp Version:   アナログ入力 有 DSD SDIF 無 正面版の8つのLED 有
 Silver Premp Version :   アナログ入力  DSD SDIF 無 正面版の8つのLED 無
 Black Mastering Version : アナログ入力 無 DSD SDIF 有 正面版の8つのLED 


 あとファームウェアにも違いはあるようです。
 買うなら、少し安いBlack Mastering Versionかな?

DACチップはES9016のよう。

マニュアルにUSBPALのドライバ設定画面が載っています。rigisystemsのFPGAデザインおよびドライバ関連を採用しているのでしょうか。
また私も持っているkonnekt24を始めオーディオインタフェースでよく使われているTC Applied TechnologiesのDICEチップのドライバ設定画面も出てきます。

こちらのドキュメントの内部写真には、TCのLSI(=DISE)とXilinxのFPGA(=USBPAL?)とAlteraのcyclone が載っているのが確認できます。
上記2つは機能的に重複しているところがあると思いますが、両方搭載して使い分けているのかもしれません。cycloneはMYTEKの独自開発の論理部分が搭載されていると推測します。

USBPALとDISEを載せているので、録音側もサポートしてくれていれば絶対買いですが、残念ながらがそれは出来そうもありません。そういう向きには、8X192 ADDAということになるのでしょう。

HP-8A、その他の動向を見て、いずれかは入手したいと思います。

2011年9月26日月曜日

HP-A8 32-bit DAC Headphone Amplifie

 DSD再生が可能と思われるDAC ヘッドフォンアンプがFoxtexから出るようです。

 DSD配信やDSD可能なプレイヤーが徐々に出てきていますので、この流れからはある意味当然とも言えるかもしれませんが、ようやく比較的普及価格帯?のDSD再生対応DACが出てきました。
 価格は不明で、HP-A7よりは高いのは間違いなさそうですが、それほどかけ離れていはいないのでは???

 きっと入力ポートはUSBじゃないかと。HDMIも考えられますが、きっとPCオーディオをターゲットとしていると思うので、そうなると現状USBしか標準的なインタフェースがないので...

 希望含みですが、ドライバはASIO2.1であると予想しております。DSDを扱う標準規格は現状これしかないと思いますので、色々なプレイヤーソフトに対応するには、必須ではないかと。
 でも現状Macの方がDSD対応が進んでいるような感じがしますが...


 その他気になる点
 
 AV Watchの記事によるとDSP入り? DACの誤記か?

 DACチップはAK439*か。
 今までのFostexのDACからすると旭化成のチップが濃厚。32bitでDSD対応となるとAK439* 
 であれば、入力を引っ張り出してFPGAで変換かけて別のDACへ接続することも可能そうです。



HP-A8 32-bit DAC Headphone Amplifie

 XMOSあたりもDSDサポートに動いてくれると良いのですが...

2011年9月25日日曜日

cakewalk UA-1G + Camera Connection Kit + iPad2

 iPad2とCamera Connection Kitは持っているので、モバイルも可能なデジタルアウトを確保しておきたいなと思い、そういえば藤本健の週刊 Digital Audio Laboratoryで、記事があったと読み返してみると、cakewalk UA-1Gが比較的コンパクトで良さそうに思えます。

SPDIF(光)出力だけでなく、SPDIF(光)入力も装備していますので、うまくするとポータブルシステム(DAC)側がマスタで動作させることも可能な可能性もあります。
また88.2kHzは無いものの96kHzはサポートしています。



 cakewalk UA-1G


 しかし記事からは、デジタルアウトできるのかどうかが判然としませんので、取説を調べてみました。

 取説もよると、本体DipSWの設定が条件を満たしていればUSBからの音声をSPDIFからも出力してくれるようです。

 デジタル入力も、本体DipSWのREC Sourceを"Digital"に指定すれば可能なようですが、残念ながらデジタル入出力を同時に有効にすることは出来ないようです。
 したがって、ポータブルシステム(DAC)側がマスタで動作させることは出来ないようです。

 
 ちなみに、MUSILAND Monitor 03 USでは、"消費電力が大きすぎ"で接続不可。
 DN-USBSA6CHOPTという安価で小さなUSBオーディオインタフェースも同様に接続不可でした。
 電源供給可能なUSBハブは持っていないので電源外部供給は未確認。


2011年9月21日水曜日

Fiio X3開発中止で代案にIHIFI812という新機種

DAP候補として考えていたFiioX3は、Head-Fiの記事によると、残念ながらどうも開発中止になったようです。

代替え案としては、Colorfly CK4Go-Dap Unit4.0を考えていました。

 Colorfly CK4は、ハイサンプル対応なことろは良いのですが、I2Sの引き出しをどうするかが悩みどころ。 
 
 Go-Dap Unit4.0は、光出力であることは、全く問題なくかえって歓迎なのですが、48kHz固定の模様なのがイマイチ(せめて44.1kHzなら良いのですが...) あと、結構お高い。


 とどうしようかと考えていたところ、こちらの記事でIHIFI812という機種がもうすぐ発売予定のよう。
詳細がよくわかりませんが、どうもI2S出力が付いているようで、CS4398 24bit/192kHzというキーワードが出てくるので、きっとハイサンプルにも対応しているんじゃないかと期待できます。


IHIFI812 白いコネクタがI2Sか?

これを第一候補として、詳細をリサーチしてみようかと思います。また、DAC側に外部入力I2Sポートを付けることを検討してみようとおもいます。









 

2011年9月13日火曜日

Spartan®-6 FPGA LX9マイクロボード

 本日、Xilinxのソフトコアプロセッサ"MictoBlaze"の開発フローとツール ISE EDKの使用方法の解説と Spartan®-6 FPGA LX9マイクロボード  を用いた演習を通して習得するトレーニングコースハードウェア編を受講してきました。

MictoBlazeおよびその周辺論理IPの構成方法について、おおよその開発方法については理解できました。
ソフトウェア開発については、別コースになっているためちょっとしたプログラムの実行する演習のみでしたが、eclipseベースの開発ツールであり、NiosIIの開発環境と類似性が高いので、大体想像はつきました。


今日知ったこと。
・ソフトエラー対策として、MicroBlazeのキャッシュにはパリティ、メモリにはECCをサポートする
今後、ソフトエラー対策は、必須と捉えていますが、抜かりなくサポートしてきています。
Alteraもソフトエラー対策は、強化してきていますが、NiosIIについては特に何もなかったような(知らないだけの可能性大)?

・インタフェースはAMBA AXI4が標準となり近いうちにPLBバスは未サポート
Altera QsysもAvalonバスだけでしたが、AMBAもサポートを表明しています。使用できるIPが増やすのが一番の目的でしょうか

・XPSは、あくまでも内臓プロセッサ(MictoBlaze、PowerPC、来年にはZYNQというデュアルCotexA9も)のプラットフォーム開発環境
Altera Qsys,SOPCと類似性が高いですが、Qsys,SOPCはNiosIIなしでもFPGA内部のIP統合環境として使用できますが、XPSはあくまでも内臓プロセッサが対象のよう。この点は惜しい気が...



さて、Spartan®-6 FPGA LX9マイクロボードですが、
Spartan®-6 FPGA LX9マイクロボードには、開発環境としてSDK(Software Development Kit:ソフト開発環境)とChipScope(内部信号モニタするツール)はボード限定?でついてくるそうですが、XPS(Xilinx Plattoform Studio:ハード開発環境)は付属せずとのこと。

つまり、付属してくるサンプルデザイン上で、そのハード環境で動作するプログラムを作ることしかできないとのこと。結構お高いツールを購入しないと、Xilinxの場合内臓プロセッサを使用するのは無理なようです。

この点Alteraは、最低グレードながらNiosII/eを無償で使用できますし、ChipScopeに相当するSignalTapIIも無償で使用できます。ホビーユースで使うには、断然Alteraが良いというか、プロセッサ内臓させる場合は、Xilinxは選択できそうにありません。



Spartan®-6 FPGA LX9マイクロボード

 Spartan®-6 FPGA LX9マイクロボードは、結構コンパクトで、Bemicro SDKよりも小さく、RJ45コネクタを外せば、MUSILAND Monitor 03 USへ内臓させることもできそうです。
 本トレーニングコースを含むキャンペーン対象トレーニングを受講すれば、いくつでも5,980円で購入できるそうです。とりあえず1つ申し込むつもりです。

2011年9月8日木曜日

Eagleでクロック・アイソレータボード作成中

 前に書いた通り、ショートさせたジャンパー版はパスして、さらにクロック系を見直しして、ポータブルシステムのクロック・アイソレータボードをEagleで回路図=>ボード図作成中です。
 
 ボードとしては、主に下記の部品を搭載しています。
 ①CS2000=>CDCE925のクロック系
 ②DE0-nanoとクロック部およびDAC部の信号のアイソレータ
 ③Arduino Pro Mini 328
 ④MicroSDカード

 ジャンパー版では、搭載していなかったArduino Pro Miniも小さく入りそうだったので、搭載することにしました。

 初めてEagleを使用するため調べながら、搭載部品のライブラリの登録、回路図入力、ボード図レイアウト調整を行ったり来たりして、様子を見ながら進めています。
 ようやく、主要部品と、クロック・アイソレータ関係の配線の大部分を入力できたところで、信号配線は8割方、これから電源・GND関係の入力・調整といったところです。

 両面基板、基板のサイズはDE0-nanoとほぼ同じ、DE0-nanoの上にスタックする形で実装します。

 今回はCNCではなく、どこにするかは未定ですが、プリント基板作成業者に依頼するつもりです。

クロック・アイソレータボード ボード図(作成中)

2011年9月3日土曜日

MachXO2 Pico Development Kit到着

 MachXO2 Pico Development Kitが届きました。
ちょっと見積りが甘く、MUSILAND Monitor 03 USのケースに幅は入ると見ていたのですが、下の写真の通り少し大きく入る見込みなしでした。DE0-nanoの方が面積としては少し小さいように思います。

SACDP用にする方向で、再検討します。


MUSILAND Monitor 03 USの上に載せて比較、となりはDE0-nano

 MachXO2 Pico Development Kit

MachXO2 Pico Development Kit 裏

MachXO2 PLD: LCMXO2-1200ZE-MG132CR1

XP68-01 PLCC 68PIN Spartan-6 FPGA モジュール

AP68-02 PLCC 68PIN MAX V CPLD モジュール


少し高めになり、プログラムするのにダウンロードケーブルを別途用意する必要もあるので、選択肢から場外していましたが、こうなるとXP68-01 PLCC 68PIN Spartan-6 FPGA モジュールAP68-02 PLCC 68PIN MAX V CPLD モジュールにするしかなさそうです。
 これ以外にMAX IIもあり、PLLやメモリ不要ならMAX IIも選択肢になりえます。
 PLCC 68pinソケットに入れて実装するタイプで、大きさとしてはこれ以上なく小さいです。