2011年7月30日土曜日

同軸デジタル=>光デジタル変換「C2O192」

 ラステームより同軸デジタルを光デジタルに変換する「C2O192」が発売に。
 光デジタルを同軸デジタルに変換する「O2C192」も同時に発売になっています。


 24bit/192kHzまで対応し、信号フォーマットにも依存しないとのこと、SPDIFだけでなくADATにも適用できるかもしれません。
 同軸デジタル=>光デジタル変換「C2O192」のほうをひとつ確保することにしました。





同軸デジタル=>光デジタル変換「C2O192」


 目的は、PCからRME-RayDATでMultiDACへの出力ラインは、4系統はADAT 光デジタルインタフェースで接続するのですが、5.1chでメインのL/Rchをチャネルデバイダで3バンドに分け、残りのSR・SL/Center/LFEも接続する場合、もう1つ光デジタル出力が必要となります。

 RayDATには、あと同軸のSPDIF出力しかないため、後々どうにかしようと考えていましたが、これを使用して、同軸SPDIFを光に変換すれば、目的を達成できます。



 また、COWON D3の同軸デジタル出力を光デジタルに変換すれば、COWON D3を作成中のポータブルDACにも接続可能になります。
 電源もACアダプタ 6V給電なので、バッテリーへ変更するも可能だと思います。

2011年7月29日金曜日

USB-DAC/DDC MUSILAND Monitor 03 US

MUSILAND Monitor 03 USというDAC/DDCの新製品は出たようで、32bit/384KHzドライバもリリースされたようです。

p41audioで購入可能なようで、即納中。早速購入してみました。


MUSILAND Monitor 03 US

32bit/384KHzのデジタル出力は多分MULINKというMUSILAND独自インタフェースと思われるポートからしか取り出せないと思われます。

PCM1798 DACチップも搭載されていますが、こちら192kHzまでの対応のようです。



exaU2Iの購入も考えていましたが、価格的に半分以下で購入できます。MULINKの仕様は不明ですが、I2Sに類似している可能性は大きそう。

新型Mac mini & Magic Trackpad

どうしようかと少し悩みましたが、Mac mini Intel Core i5 2.5GHz [MC816J/A] とMagic Trackpadをポチりました。

一番安いMC815J/Aのほうでも良いかとも考えましたが、メモリを4GBにすると、あまり差が価格差がなくなるのと、メモリ容量アップはApple Storeでないとできないので、MC816J/Aにしてみました。

SSDは、Apple Storeならカスタマイズで指定できるようですが、少々お高いので自分で換装することにしようかと思います。

Lionを便利に使うにはマルチタッチジェスチャーが使いやすいことが前提のように思えたので、Magic Trackpadは一緒に購入してみることにしました。 

Magic Trackpad 


Apple Thunderbolt Displayにもちょっと興味が。
ThunderboltはBootcampでWindows7でも使えそうですし。

 ただBootcampでWindows7も使えるようにするかもしれませんが、当面はリモートデスクトップで使うこととしてはしばらく保留。




 オーディオ関係では、Mac miniにはTOSLINKの送信/受信ポートが装備されており、24bit/96kHzまでは対応している模様。送信側は24bit/192kHzも対応しているようです。(旧バージョンのMac miniの仕様しか確認できていません)
これでDAC側をクロックマスタとした再生もできる可能性は高そうです。

TOSLINKがダメでも、FireWireポートも装備されておりkonnekt24Dも接続できます。

2011年7月27日水曜日

SETTEN PRO

SHURE用のケーブルSHC-100FSは未だ届きません。よほど人気があるのか7月下旬から8月上旬となるとの連絡を受けています。


 SHURE SE215、着脱式でケーブルとイアホンが簡単に外せるのは良いのですが、少し顔を横に向けるだけで音が途切れ勝ちです。それからMR-1PB1を接続するコネクタ(PB1付属ケーブル)、PB1側のイアホンのコネクタも接触不良を頻繁に起こしています。


 そこで接点改質剤のSETTEN Proを購入してみました。
 SETTEN No1でも良いかと思いましたが、送料無料になるかならないかで、Proのほうを購入。

SEETEN PRO

 黒い色が見えなくなるまで薄く延ばすのが良いようですが、付属のブラシでいくら延ばしても黒いまま、結局、綿棒でふき取りました。どうも小さな接点にはちょっと付けたら綿棒などで延ばしたほうが良いのかもしれません。

 さて接触不良のほうですが、少しは良くなったのかもしれませんが、相変わらず顔を横に向けると音が途切れたりしてしまいます。期待通りとはいきませんでした。

 MR-1とPB1間のケーブルはケーブル内でどこか断線気味になっているようでコネクタの接触不良だけではなさそう。
 PB1も不良品つかんだのかボリューム回すとノイズがでるだけでなく、ノイズがのらないように調整しないとノイズ乗る状態になりがちといまいち安定しません。MR-1直のほうがよかったして orz


ポータブルシステム実装3-電源ボード

 電源ボードの実装が一応完成しました。これ以外に下図の電源回路のように3.3V/1.8V/1.2Vの3端子レギュレータがありますが、こちらは未着手です。

電源はDE-nano(FPGA)とDACおよびクロック部で完全に分離し、DAC部およびクロック部はクロック部、DACデジタルセクション、DACアナログセクション(Lch)、DACアナログセクション(Rch)をDC-DCで分離するようにしています。1.2Vは、BuffaloIIの場合、共通でパターンが引かれていますので感嘆には分離できません。

DC-DCはTDK-LambdaのCC-Eを下図の電源回路のように5つ使用します。
DC-DCの選定は、ケースを買ったマルツの扱い品にあったのでたまたま選んだのですが、TDK-Lambdaでブランドとしては申し分なく、シールドケース付きの絶縁タイプということで、きっと悪くはないでしょう?
2次側には、Π型フィルタと4.7μF、1.0μF、0.1μF、10nFのパスコンを実装してあります。

電源回路

 絶縁型DC-DC TDK-Lambda CC-E  

 絶縁型DC-DC TDK-Lambda CC-E (裏面)

  電源ボード_表面側

 電源ボード_裏面側

 実装状態

上の写真のように、立ててDE-nano、BuffaloIIの横に沿わす形で実装する予定です。

2011年7月23日土曜日

ポータブルシステム実装2-FPGA ADAT/AES送受信機能追加

 FPGAにADAT/AESの送受信機能各1ポートと、I2S1ポート分を実装し、TOSのトランスミッタ(TOTX142)とレシーバ(TORX147)の実装を行い、PCからのADAT 176.4kHz/24bitで再生を確認できました。

とりあえず、DE0nanoに搭載されている50MHzCXOから内部PLLで22.5792MHzは生成できないので、一番近い、22.571429MHzを生成して運用中です。

  最初はリセットの信号名を間違えていて、リセットがかかりっぱなしで全く動作せず。
その後音が出ましたが音が小さくノイズだらけ、配線がまずいのかと変えてみたりしましたが、変化なし、結局I2Sのモードを正統なI2S(24bit)が正しいところRightJustificationモードにしていることが原因なだけでした。


 FPGA ADAT/AES/I2S送受信機能実装

 FPGAのコンフィグ用IUSBケーブルをつけるとケースに入らず、斜めにしてなっています。


TOS送受信、IV出力コネクタ

次は、クロック周り、電源周りに着手予定

Buffalo III 発売開始1日前 でもAchoDACのAKD12Pが気になる...

 Buffalo III のカウントダウンあと1日になりました。

BufflaloIIを3枚持っていますが、デュアルモノにした場合は、あと2枚か3枚ぐらい必要になることになります。デュアルモノにするかどうかは悩ましいところですが...

Buffalo III 、Tridentが付属するようにはなりましたが、BuffaloIIより$379 USDと$100以上高くなっています。8chで使用できるようになったようで、その分基板サイズも大きくなっています。

Webの写真を見た限りでは、特にありがたい追加ではなさそうでBufflaloIIの方が良い感じがします。


Buffalo III の対抗として、AckoDACのAKD12P AIT LaboのES9018 DAC 。まだ現存しませんが、EMISKEさんも作る予定のようです。


AIT LaboのDACは、少し高めのようですが、性能は良さそう。しかし入力部は私には不要、IV部はバランス化できるかは不明と、仕様的にもお値段的にも、今のところBufflaloIIの方が優勢か?

EMISKEさんのDACも、いつもと同じ構成であろうと思われ、基本DIRからIV段までフル機能であり、基板サイズが大きめなので、ちょっとつらそう。

AchoDACのAKD12PはES9018周辺のみで、CXOが別カードのオプションもあることなど、この中では、一番私の使用形態には合いそうな感じです。
しかしBufflaloIIに対してあまり人気があるようには見えないのは価格のためでしょうか?


現在最有力視中のAchoDACのAKD12P

まあ今すぐ買っても積み基板になるだけなので、しばらく様子を見て決めたいと思います。

2011年7月21日木曜日

新型Mac mini

 新しいMac miniが発表されました。購入するとしたら、持ち運ぶつもりはほとんど無いのでノートは不要。i-Macのディスプレイ一体型もちょっと困りそうなのでMac miniが私にとって一番合いそう。

Thunderboltが搭載されるのではと期待していましたが、期待を裏切らず搭載されていました。Sandy Bridge世代の最新Core iプロセッサであるところも惹かれます。Thunderbolt当面多分ストレージ系がメインでしょうから多分当面出番が無いと思いますが、期待はしているので...
 Windows7とデュアルブート化することも可能なはず。というかこちらがメインになる可能性が大なので重要です。
 HDDでなく、SSDとしてくれれば更に良いのですが、まだ時期尚早ですかね。
 Macの音楽再生環境にも多少興味はありますし購入方向で検討してみようと思います。


Mac mini

 SONY VAIO ZもLight Peak(しかも光)を搭載していますが、Power Media Docとの接続専用のようで、それ以外の接続は多分無理。しかし光化の実装も既に商用として可能なレベルにあるようです。
 SONYの実装を見ると、コネクタ側で光化しているわけではなく本体側で行っているので、カッパーのThunderboltを光化することは出来ない可能性もありそうです。


自分で購入した始めてのコンピュータはMacで68000時代のLCIIは所持していました。それ以降は一度Mac miniiを購入はしたもののさっぱり使用せずできていましたが、久々に使ってみるのも良いかもと...投稿を公開

2011年7月20日水曜日

ポータブルシステム実装1ートランス

ポータブルシステム(据え置き兼用ですがこの名前で通します)の組立てを開始しました。

とりええず、少しずつエンハンスしていくということで、BufflaloIIとファインメットトランスだけ、後は仮にToslinkを付けて音だしできることを確認しました。

接続構成は、
PC=>t.c.electronic konnekt24D=>BuffaloII=>ファインメットトランス FLT-ES1=>iBasso PB1 =>MDR-Z1000
 
 一応DACからヘッドホンまでバランス接続になっています。
 電源は、TUNEWEARによるバッテリー5V単一。




 
 BuffaloII + ファインメットトランスのみの構成で音だし構成

 トランスの接続は下記の配線にしてあります。これで良いのかな?

ファインメットトランス周辺の配線

 トランスの配線には、Bispaで取り扱っているBSC-8NSCOFAというケーブルが買ってあったのでこれを使ってみました。

 ファインメットトランスは、付属してきた和紙で6方をくるみケースに収めました。

 
 PB1が小音量時にガサゴソ、キュルキュルとノイズを出す(PB1バイパスすると消えるのでPB1で間違いないと思います)ためかMR-1=>PB1と明確な差異はあまり感じられませんんでした。

 
 

2011年7月19日火曜日

DE0本とSDカード制御の記事

 CQからTerasic DE0を題材にしたVerilog-HDLおよびFPGAの入門本「超入門!FPGAスタータ・キットDE0で始めるVerilog HDL」というのが発売されたようです。
本のみで、5,040円、DE0付きで18,600円



超入門!FPGAスタータ・キットDE0で始めるVerilog HDL


DE0は、価格が安価で、SDRAM、SDカード、比較的多くLEDやSWが付いており、LCDも簡単に接続可能、PCさえあれば使用可能と入門用としてはベストかもしれません。

本の内容は、目次からするとDE0を使ってのVerilog-HDLの初歩、QuartusIIの使用法、NiosIIの開発方法といったところのようです。
安かったら買ってみようかとも思いましたが、内容的に私にとっては今更感が強いので多分見送ります。

ボード付きは、面倒でないならDigi-Keyで別に購入したほうがお得です。



これとは別に、「ディジタル・デザイン・テクノロジ No.10 - 画像処理システム開発に挑戦 」も発売されています。

画像には、今のところ興味なしですが、FPGAでSDカードアクセス回路を実装しているようなので、ここだけ関心があります。

最近仕事が忙しく、本屋が開いている時間に立ち寄れないし、うちの町の本屋じゃ扱っていないしで、まだ中を見れていません。
期待はずれの可能性も高いですが、インターネットで購入してみることにしました。

デジタルデザインテクノロジNo.10

2011年7月18日月曜日

ポータブルシステム検討6 据え置きと兼用化

 また構成を変更して、据え置き用ヘッドホンアンプ、通常のアンプへの接続も想定に入れるようにしました。MultiDACの構成も見直しその一部として組み込めるようにする予定です。

それから、SD Card Playerの方は思わしくないので、先ずはSPDIF(光)の送受信ポートを設け、音が出ること確認してからSD Card Playerのデバッグを再開するようにしたいと思います。

もうひとつの変更点は、外部クロック入力ポートを設けること。これはMultiDACの一部として組み込む際に必要な機能となります。

先ずはDE0からDE0-nanoへポート数など下記の図に縮退した形で移植を行いつつ、組み立てを進めます。



 
SDCardPlayerのブロック構成

2011年7月15日金曜日

ポータブルシステム検討5

 タカチ CD-180BBが届きました。やはりでかいです。

さっそく、仮配置させてみましたが、載せてみると以外に狭いです。思ったとおりには配置できそうもないですが、電源基板を縦にすればなんとかはいりそう。

LCD取り付けにうってつけのねじ穴があり、ちょうど合います。チェックしていなかったのでこれはラッキー。

ただAKC-12のボリュームとLCDを共存させる配置がどうも無理そう。別案考えねば....

タカチ CD-180BBに仮配置

 重さは、すでに1300g弱に達しています。ファインメットトランスがケース込みで350g/1個なので半分強を占めています。すべての部品を実装するとバッテリー抜きで1500gを超えそう。ケースCD-180BBが425gなので、ケースとトランスの重さで75%を占めることになります。

2011年7月11日月曜日

ポータブルシステム検討4

 ファインメットトランスは、DAP+DACケースとは別にするつもりでしたが、トランスのケースを外せばKC4-10-17にぎりぎり入ります。

KC4-10-17に仮配置

しかし、DAC (BuffaloII)、DAP (DE0-nano)以外にも、DC-DCなどの電源系、クロック関連、SDカードスロット、スイッチなどを実装するのはちょっと厳しそう、AKC-12は完全に入らなくなってしまいます。

ということで、 ちょっとでかくなりますが、高さが45.mmのタカチ CD-180BB (45mm(H) ×132mm(W) ×180mm(L))に変更することにしました。
 このケースであれば、ファインメットトランスケースも収容可能なはずです。


 ついでに取りあえずはBufflaloII 1つで作りますがBufflaloIIデュアルモノ化も可能な体制も考慮しておくことに。


 クロックドライバを5ポート出力のCDCE925にすることと、DAPからのデータをL用/R用に個別化可能にしておくことが主な修正点です。


 もうひとつLCDをつけることも検討中。




 SDCardPlayerのブロック構成

2011年7月7日木曜日

ファインメットトランス到着

 早速到着しました。



 ファインメットトランス プレミアム FLT-ES1

 ケース

ケースと和紙、2次側・負荷抵抗=2.1KΩ、ケースネジ

 接続予定はSDカードプレイヤー+BuffaloIIですが、SDカードプレイヤーの音がおかしい原因が分からず停滞中。エンディアンやMSBファーストの間違いは大丈夫そうなのですが、どこがおかしいのか検討がついていません。
 DC-DC等の部品の手配も大体終わったのですが、今しばらくお預けです。

2011年7月3日日曜日

DE0-nano /VCXO Clock Synthesizer CDCE913/ Dual I 2 C Isolators  ADuM1250 到着

Digi-Key早くも到着してました。


DE0-nano 2個に!

2個に増えましたが、たぶんもう1個は買う予定。


 VCXO Clock Synthesizer CDCE913

軍鶏乃記録さんのこちらの情報のように、なんとES9018をI2Sで使用する場合、80MHz以上で22.5792MHz, 24.576 MHzに同期したクロックである必要はなく、OSF bypassにしてしまえば、22.5792MHz, 24.576 MHzでも良いそうです。
OSF bypassにすると、デエンファシスフィルタがバイパスされるようですが、それ以外は特に機能制限はなさそうです。
これでPLL ICは不要となったとも言えますが、PLLをバイパスすることも可能なので、通常等倍で、場合により4倍に切り替えてみるという使い方も出来ますので、使うことにしようと思います。


 Dual I 2 C Isolators  ADuM1250

こちらは、I2C用のアイソレータですが、ES9018だけでなく、CDCE913もI2Cで設定することが必須でしたので、マルチで接続することにします。


2011年7月2日土曜日

ポータブルシステム検討3

 いくつか構成を変更するトピックスがあったので、構成図を修正してみました。 

電源についても、また変更する可能性大ですが追記してみました。基本的にDC-DCで電源を分離することで考えています。

 
SDCardPlayerのブロック構成


主な変更点



  • IV変換を"LT1994”から”ファインメットトランス”に
  • ES9018の動作クロックをPureRhythmからPLLクロックドライバ(CDCE913)に
  • ES9018のコントローラとして当面はAKC-12とし、I2C用アイソレータ(ADuM1250)を採用
  • 外部プレイヤー接続は当面保留、SDカード再生専用とする
  • SDカードアクセスはSPIではなくSDモード CMD17シングルリード=>CMD18バーストリード
  • 音楽再生中は全ハード処理化、圧縮FATテーブル採用
  • プログラムはできればSDRAMから内部メモリ化
  • ケースは、KC3-8-14からKC4-10-17に変更
 トランスは前に書いたとおりファインメットトランスがなかなか良いとの情報より、とりあえずこれで試して、LT1994は別バージョンとして考えようかと思います。
 
 ES9018のMCKクロックは、これも前に書いたとおりI2Sの場合、SCKとMCKは同期が取れているほうが断然良いとの情報からで、90.316MHzのCXOというのはなかなか流通していないのでVCXO Clock Synthesizer CDCE913で生成することとしました。

 SDカードプレイヤーについては、なるべく消費電力を低減してバッテリーの持ちを伸ばすと共に、電源に影響を与えないようにとの配慮をいくつか取るつもりです。

 SDカードプレイヤー部とDAC部間はアイソレータで電源・GNDを分離し、アイソレターを通したI2Sの各信号をCXO出力のクロックでリタイミングすることで、SDカード側の影響を排除しています。
 こうすることでSDカードプレイヤー側の電源をいろいろチューンする必要はなくなると考えています。

FabLab(ファブラボ)鎌倉

 となり町にFabLab(ファブラボ)鎌倉という、3次元プリンタやカッティングマシンといった工作機械を用いたものづくりの可能性を「共同で」開拓していく実験工房が5月に開設されています。




 TwitterでフォローしているFPGAカフェ改め、FPGA-CAFE/FabLab Tsukuba店長のすすたりさんの下記の看板を手土産に鎌倉に向かっているというTweetで開設を知りました。


 まさか近場に、といっても歩いていこうと思う距離ではないですが、こういう施設が出来るなんて思っていなかったので、ラッキー*!!






 小型CNCミリングマシン (Modella)が設置されており、ここにあるような基板を作ることができるようなのです。
 たとえば今作っているポータブルDAP+DACのクロック+アイソレータetc基板を作るのに利用できたら良かろうと、一般試験公開が開始されたので利用を申し込んでみました。


 残念ながら、現在 Modellaはもっぱらプロダクト用3次元型の切削に用いており、電子回路切削用の極細ビットを用意していないそうで、お断りの連絡を頂戴しました。


 Modellaのビットを折るユーザーが多発するなどが原因で、鋭意検討中とのことなので、気長に待ちたいと思います。
 ケースの穴あけ(特に四角いの)用の機材もあれば利用したいですね...

2011年7月1日金曜日

ファインメットライントランス

 軍鶏乃記録さんで紹介されているファインメットトランス、フィーストレックスさんに申し込んでみました。
 



 ファインメットトランス プレミアム

  • スタンダード:天然ニス含浸、層間紙和紙使用
  • プレミアム:上記+和紙外装紙に漆含浸仕上げ

 の2種類があり別売りのケースがノイズの飛び込み防止に必ず必要とのこと。
 ここは何も考えずプレミアム+ケース×2setでいってみます。




 今までで最も良く、カプに並んだという情報と、オペアンプIVのように電源のことを考えなくて良いことで、ポタ用としての考えています。


 重さや大きさでポタとしてはあきらめても、据え置き用に転用できるので無駄にはならぬはず。
 7月5日ごろに発送予定とのことです。