採取ポイントは、エレアトさんのサイト デシメーション基板その後、その5を参考に、同じポイントから引き出しています。
BCK(上)とDSD_L(R)(下)(infinite persistence mode)
BCK波形がめちゃくちゃ鈍っています。プローブがぼろいせいもあると思いますが、いくつかに分岐させているようなので、そのせいが大きいのではないかと推測します。
想定と異なるのは、DSD_L(R)の波形が、BCKの立下りでも変化している点です。DDR?
再生停止時のBCK(上)とDSD_L(R)(下)
こちらは、SACDマウントして停止状態でのシングルスイープ波形。
写真にBCK立ち上がりのDSD_L(R)だけを数字をプロットしてありますが、BCK立ち上がりでのDSD_L(R)は"0101 1010 0101 10・・”と"5A5A"連続パターンとなっています。
BCK立下りでは、DSD_L(R)が、立ち上がり時のデータの反転になっています。最初の波形でもたち下がりは必ず反転していることがわかります。
AK4399のデータシートを見ると、Audio Serial Interface Timing (DSD Normal Mode, DCKB bit = “0”)とAudio Serial Interface Timing (DSD Phase Modulation Mode, DCKB bit = “0”)の波形の図が載っており、後者のモードの波形は、立下りで変化するタイムチャートになっています。
XE600はDSD Phase Modulation Modeのようです。
結構このデータシートは見ていましたが、DSDはあまり注視していなかったので気がついていませんでした。でもそういえば、クロックの立下りにデータ変化点があるタイムチャートを見て、なんだこれと思ったことがありました。
XE600はDSD Phase Modulation Modeのようです。
結構このデータシートは見ていましたが、DSDはあまり注視していなかったので気がついていませんでした。でもそういえば、クロックの立下りにデータ変化点があるタイムチャートを見て、なんだこれと思ったことがありました。
DSD Normal ModeよりDSD Phase Modulation Modeのほうが、BCKに対するDSD_L(R)の位相余裕がなかったり、電源ノイズでデータエラーが発生しやすいので、よりシビアに回路を作る必要があるようです。
引き続き、FPGAに引き込みSignalTapIIでデータパターンを見れるようにしたいと思います。
引き続き、FPGAに引き込みSignalTapIIでデータパターンを見れるようにしたいと思います。
うひゃー、こんな信号ですか…これはまた…orz 苦労しそうなよかーんがします…
返信削除すみません。波形の鈍りは測定系がまずいのが大きかったようです。プローブ×10で再度測定しなおしてアップしました。
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