2010年12月29日水曜日

DSDデータのキャプチャ2

 DSDデータの32bit中のHigh('1')の数を計数する機能を追加してSignalTapIIでキャプチャしてみました。
 
前回、まだ無音区間と考えた32bit中のHの数は、15,16,17bitのいずれかで占めている区間ですが、もしかするとすでに曲が始まっている部分にあたるかもしれません。
 というのは、どうも曲中でも、小音量部では、15,16,17bitが大勢を占めている可能性がありそうだからです。

 初めて”5A5A5A5A"パターン以外が出現したポイント(ほぼ中央の点線部)
(******set_bitnumが32bit中のH bitの数)


Hの個数がはじめて17個が出現したポイント
(左半分はすべて16個(10h))

 上のタイムチャートとしたのタイムチャートは別々に採取したものですが、前回の結果からすると多分上の右半分と下の左半分は、一部は重複している部分になるはずです。
 下のタイムチャートの右半分は、16bitが多数を占めた状態で15,16,17bitのみで構成されています。

32bit中の"H"の個数ですが、どうも演奏中になっても14~18個のパターンしかほとんど出てこない区間のあるソースもあるようです。意外と振れ幅が小さいようで、確認した中では最小は8個、最大は21個ですが、14~18個ぐらいが大部分を占めているように見えます。

32bit中、Hのbit数が9個のキャプチャパターン(点線部)

 無音区間の判別はなかなか難しいのかもしれません。移動平均フィルタをかければ見えてくるのかな?

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