2011年5月24日火曜日

SDHCカードの調査 16GByteカードアクセスNG =>駄目な理由は判明

 SDHCカード16GByteの2枚については、使用中のTrasicのFATドライバではアクセスNGとなる原因のひとつは分かりました。

MBRのPartitionType値が0xb:FAT32の場合、CHS形式でパーティションの開始位置を示しているようで、CHS形式は8GByteまでの制限があり、16GByteからは、LBA形式(PartitionType値が0xc(32-bit FAT but uses LBA)でフォーマットされているためのようです。


SanDisc 16GByte class6 MicoroSDHCのほうは、MBR PartitionType値が0xcであるため、これが原因と思われ、LBA形式をサポートするようにコード修正していけば、うまくアクセスできるようになるかもしれません。

上海問屋 16GByte class10 MicoroSDHCのほうは、MBR PartitionType値が0x72で、こちらのほうは良く分かりません。データがきちんと読めていない可能性が高そうです。


 FATファイルシステム特集の Interface 2010年9月号を取り寄せてみました。いくつか参考になりそうな記事もあります。
 再生のみで考えていましたが、録音もサポートしてみようかとも思い始めています。そのヒントにもなりそうです。




 Interface 2010年9月号 FATファイル・システムでファイルを読み書きしよう

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