2013年8月9日金曜日

Si5328

 Silicon Labsの新しいJitter Attenuating Clock Multipier  Si5328が発売されているようです。
 


Si5328 Jitter Attenuating Clock Multipier


 Si53xxシリーズはあまり1個単位で売られていませんが、Si5328はMouserで扱っており、Si5326よりも安く¥1,800台で売っています。

Integrated loop filter with selectable loop bandwidth 0.1 Hz; 1 to 10 Hz とSi5326の60 Hz to 8.4kHzよりかなり低く、Si5324/.27の4 to 525 Hzよりもさらに低くなっています。
また、X1/X2入力は、37M~41MHzのTCXO/OCXOを接続することになっています。

TCXO/OCXOを接続するのは、ジッタ特性のためというより、ワンダ特性のためで、用途的には、SyncE向けでのデバイスのため、ジッタのみならず、ワンダ、ホールド特性が求められることへの対応のようです。

 オーディオ的には、ジッタ周波数が低いジッタの影響が大きいのではないかと想定しているので、ループ帯域が低い方が良いのではと考えていたので、Si5326からSi5328に変更しようと思います。
 
 

3 件のコメント:

  1. Si5328なるデバイスも出ていたのですね。ちょうどDegikeyにしか無いパーツも買いたいところだったのでこちらで買ってみます。

    Si5326よりループフィルタの周波数が低いので、こちらの方がオーディオ的には好ましいかもしれないようです。

    私の方は基板作って使ってみるには、少し涼しくなる9月になりそうです。

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  2.  TCXO/OCXO指定になっていますが、これはSyncE用途には必須かもしれませんが、そうでない場合はSi5326とpinコンパチですし同じ水晶でも大丈夫かもしれません。ただし37M~41MHzのみのようです。
     あれ?昨日はDigkeyでは検索かからなかったから扱いないと思っていましたがありました。入力ミスしたかな?
      

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  3. 幸いDigkeyの方が少し安いですね。あ、データシートよく見てませんでしたが、pinコンパチでしたか。基板は流用可能とは有り難いです。

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