2013年8月24日土曜日

SoCKit と Helio - 2つの Altera Cyclone V SoC Evaluation Board

 Altera Cyclone V SoC の比較的安価なEvaluation Board、Macnica Helio SoC Evaluation Kit と Terasic SoCKit Evaluation Board が発売されたので、Sokitの購入手続きをしました。

RocketBoards.orgに資料や色々なプロジェクトがアップされています。

 実は、SoKitの方の存在は知っていましたがArrowのボードなので入手に難儀すると思い、Helioの購入も既に申し込んでおり、こちらはできればキャンセルしたいのですが無理かもしれません。今のところ2つも不要なのですが...

 Arrowとどういう関係になっているかよくわかりませんが、SoKitは、Terasicが開発しているようで、Terasicから購入できます。
 こうなるとDE0およびDE0-nanoで使い慣れていることや、ボード仕様の比較結果からSoCKitの方が断然欲しいボードとなりSoCKitも申し込んでしまいました。

 

Macnica Helio SoC Evaluation Kit ブロック図 Helio Reference Manualより引用


 Terasic SoCKit Evaluation Board ブロック図 SoCKit回路図より引用


SoCKitとHelio の比較表

 仕様の比較をしてみました。
 価格もほぼ同じで、仕様もそんなに大きくは違いません。
 FPGA自体は、同じコアのパッケージ違いのようです。トランシーバ数がSoCKitの方が多いですが、多分使わないので余り関係ありません。どちらもまだES品ですね。

 DE0-nanoに搭載されているCyclone IV  EP4CE22F17C6NよりLEが約4倍、内蔵メモリも10倍ぐらいになっていて、トランシーバやLVDSも使えるので、ARMコアを使わなくともお得な Evaluation Boardといえるかもしれません。
  
 HelioはAltera SoC Development BoardとARM開発環境の互換性を考慮して、HPSサイドの周辺回路を共通化を計り、FPGAサイドの周辺をかなり端折って価格を抑えたと聞いています。そのことからFPGAサイドの周辺がかなり簡素化されています。FPGAサイドのSDRAMがありませんがSoCKitには用意されています。
 
 また、SoCKitに24-bitCodecが搭載されており、これを利用したサンプルプロジェクトが用意されているので、この点も欲しい理由です。
 
 そしてSi5336を搭載しており、所望の周波数が作ることが出来そうな点もメリットになりそうです。

 
 

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